おおぞらモード・もリスみか「ラフターナイト」優勝で大泣き、長山は「ネタを量産していけたら」

若手芸人発掘番組「マイナビLaughter Night」（TBSラジオ）の第11回チャンピオンライブが本日11月8日に東京・よみうりホールで開催され、おおぞらモードが優勝したのは既報の通り。大会後、囲み取材が行われ、2人が喜びを語った。

「マイナビLaughter Night」チャンピオンライブは番組の月間チャンピオンたちが出場する年に1度の催し。今回は南海キャンディーズ山里によるMCのもと、喫茶ムーン、スタミナパン、イチゴ、ぎょねこ、ヤッホイ、今夜も星が綺麗、おミュータンツ、シンクロニシティ、例えば炎、フランスピアノ、おおぞらモードの順にネタを披露した。トリを飾ったおおぞらモードは授業参観をテーマにしたコントを展開。優勝が決まった瞬間、もリスみかは大泣きしながら「2年前に解散しそうになって、芸人辞めるかもしれなくて……でもここまでこれてよかった」と話していた。

おおぞらモード コメント

──優勝の感想は？

もリスみか：本当に面白い11組が揃っていて、トップバッターから盛り上がっていた。誰が優勝しても文句なしという中で自分たちが優勝するなんて思えなかったので信じられなくて、まだドッキリだと思っています。

長山アカリップ：先に言っておくと、頭が真っ白で面白いことは言えなさそうです（笑）。「うれしい」しかない。優勝できたのは運の妙もあったと思います。トリになれたのも風向きが来ていたかな。

もリスみか：コント終わりの温かい拍手を南海キャンディーズ山里さんが「『国宝』を観たあとの拍手みたい」と表現してくださってすごくうれしかったです。

長山：オチはお客さんと一体になれた感じはしました。

──ネタ中の手応えは？

長山：すごく笑っていただいたんですけど、ほかの皆さんもウケすぎていたから……。

もリスみか：直前で例えば炎さんとフランスピアノさんが漫才ですごく笑いをとっていたので「ここでコントをやるのはどうなんだろう」という不安はありました。

長山：ネタ終わりにシンクロニシティさんが「すごかったです。感動しました」と言ってくれたのですが、向こうもめっちゃウケていたので「こいつ、かましてんのか？」と疑ってしまいました（笑）。

──優勝の重みは感じますか？

もリスみか：歴代チャンピオンの皆さんがニューヨークさん、空気階段さん、真空ジェシカさん、かが屋さん……と賞レースで結果を出している方々ばかりなので、次に続かなきゃと思いました。

長山：うれしさとプレッシャーのミルフィーユ！

──優勝特典が冠ラジオ番組ですが、どんな内容にしていきたいですか？

もリスみか：初めてのレギュラーですからね。ラジオって日常生活について話すのが魅力的じゃないですか。私たちって他人同士でコンビを組んでるんですよ。

長山：言い方、寂しすぎるって！

もリスみか：知り合いに紹介してもらって、お互いをあまり知らない状態でコンビを組んだんです。プライベートのこともそこまで話さないので、自分たちの番組をお互いの話を報告する場所にできたら素敵かなと思います

長山：僕も知らないプライベートの新発見があるかもしれないですね。

──コンビ仲はいいのでしょうか？

長山：仲はいいほうだと思います。ケンカはしないし、一緒にごはんは行くもんね。

もリスみか：絶対に誰かを連れて行きますけど（笑）。

長山：僕たちが所属している浅井企画がかなりアットホームな事務所で、皆さん仲良くしてくださるし、すごく優しいんです。前、キャイ～ンのウドさんがライブの楽屋で「最近寒くてごめんね」って気温を代表して謝っていました（笑）。優しすぎます。

──賞金の使い道は？

もリスみか：浅井企画の稽古場のトイレにウォッシュレットを付けたいです。

長山：けっこうかかるぜ!? 俺もちょっと出すわ（笑）。

もリスみか：あとは先輩にも使いたいです。元祖いちごちゃんさんにたくさん飲みに連れて行ってもらっていたんですけど、さっき「一生お前らに着いていくな」と連絡があったので、これからは逆にカッコいい背中を見せていければと思います（笑）。

──「キングオブコント」では2年連続で準決勝に進出して、「M-1グランプリ」でも現在準々決勝まで勝ち進んでいますが、自分たちの中で何か掴んだなという手応えはありますか？

長山：いや、これが……ちょっとだけ（笑）。こういう感じにやっていったらもリちゃんとうまくやっていけそうだなという感覚は掴めてきた気はします。ネタを量産していけたら。

もリスみか：今日も「キングオブコント」や「M-1グランプリ」で知ってくださった方が応援してくれている感じがしました。今日の優勝をきっかけに、さらに好きになってくれる人を増やしていきたいです。