くりぃむしちゅー上田のエッセイ本「経験」が文庫化　亀梨和也との特別対談を収録

くりぃむしちゅー上田のエッセイ本「経験 この10年くらいのこと」（ポプラ社）の文庫版が本日11月6日に発売された。本書は2021年に単行本で刊行されたもの。上田が自身の40代を振り返っている。

長年司会を続ける「Going! Sports&News」（日本テレビ系）の裏話や、ビートたけし、関根勤ら著名人との交友録、父親としての顔など知られざる日常が赤裸々に綴られた1冊。本書の中盤「昔話突っ込み」コーナーでは、誰もが知る昔話に上田がツッコミを入れ、新たな視点や魅力を引き出している。

文庫版には「Going! Sports&News」で番組開始当初から上田と共演し、公私にわたって交友のある亀梨和也との特別対談を収録。アイドル、恋愛、家族、人生、仕事など2人の関係だからこそ語れる貴重な話が盛りだくさんだ。

くりぃむしちゅー上田「経験 この10年くらいのこと」文庫版後書（一部抜粋）

最近よく思う。人生を楽しく生きるために一番必要なものは“明るさ”ではないか、と。私は“とにかく明るい上田”と芸名にするほど明るくはないが、ブルーな気分の時でも、ハワイアンブルーくらいの感じにはなれる気がする。いや、無理にそうしているだけかもしれないが。それでも、無理にでも明るくすると、そのうち本当に楽しくなってくる。記憶もそうだが、人間の脳なんていい加減だし、すぐにダマせる。だが人様に迷惑をかけず、自分をダマす分には、いくらダマしてもいいのではないか？ 私はこれからも自分をどんどんダマして、楽しく生きていこうと思っている。今、自分の頭の中には“天使と悪魔”ではなく、“ペテン師と詐欺師”が住んでいる。ん？ いい奴一人もいなくねぇ？　くりぃむしちゅー 上田晋也