団長は自転車好きとして、これまでさまざまな番組や雑誌などでその魅力を語ってきた。その中で「都内の坂を登るのが好き」と言ったことがきっかけとなり、雑誌「BiCYCLE CLUB」の連載がスタート。ロードバイクの登坂競技であるヒルクライムへのチャレンジが始まった。
インタビューでは「山に行って、山の頂上まで自転車で上るなんて、最初は信じられなかったです」と語る団長。しかしコツやテクニックを学ぶにつれて、だんだん体が楽になりタイムも縮まることで楽しくなってきたという。また、ヒルクライムを学んだことで、都内でも活用できる自転車の乗り方も紹介。さらにダイエットにもなるということで、あらゆる角度からの魅力を語った。
同書では、団長がプロの指導の下、さまざまな場所でヒルクライムに挑戦。団長が独断で選んだヒルクライムコースBEST25、団長自ら身をもって実践したアドバイスのほか、訪れた土地のグルメなども掲載されており、初心者にも楽しく読むことができる1冊となっている。
安田大サーカス・団長安田・インタビュー
――最初にヒルクライムに挑戦したときの感想は?
行ったら全然レベル違うなと。都内の坂とはわけが違う。20km近くずっと坂ですから。最初は苦痛でしたね。腰痛くなるし、足痛くなるし。ゴール着いたらそのままコケるくらい大変でした。でも、回数重ねていくごとに、同じコースを登ったらタイムが上がってて嬉しかったり、「あれ、今日楽に登れたのにタイム早くなったな」とか。いろんなテクニックがあるんですよ。そのうちプライベートでもヒルクライムするようになりました。
――日常生活でも応用できる自転車のテクニックはありますか?
ダンシングというのがあって、都内でもママチャリでダンシングしている人いるんですけど、9割方間違えてるんです。左右に振るのは正解なんですけど、自転車を左右に振るんであって、みんな体がブレブレ。体だけで揺れてて効率が悪いんですよね。実際は自転車の方を揺らして、ペダルを上から踏むだけでいいんです。あと、みんなサドルが低い。街でサドル低くしてるおばちゃんとか見つけたらイライラします(笑)。サドルが低いと骨盤が回らないんです。サドルあげて正しい乗り方したら痩せることも可能ですよ。空気もペコペコの人が多いんで、空気もちゃんと入れておかないと。重いペダルを踏むと足が太くなるんですけど、軽いペダルだったら足がきちんと細くなりますから。
――ヒルクライムを始めて体に変化はありましたか?
本にも載ってますけど、乗ってないときは気持ち悪いくらい太ってるんです(笑)。自転車乗らないと暴飲暴食しちゃうんですよね。自転車乗るとあんまり食べなくなります。そして太ると全然山登れないです。めちゃくちゃしんどい。
――ヒルクライムの目標は?
プロチームの宇都宮ブリッツェンに、下部育成チームのブラウブリッツェンというチームがあるんですが、その入団テストに合格したいです。
――安田大サーカスのほうは最近いかがですか?
営業でしかネタができてませんが、自転車は毎日乗ってます(笑)。最近3人でなかなか会わないんですよね。このあと久々に会うんで緊張してます(笑)。いつか3人でヒルクライムができたらいいですね。
――最後に読者にメッセージをお願いします。
わかりやすく写真で説明しているので、初心者の方も楽しんで読むことができます。みなさんぜひぜひ手に取ってみてください。
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