吉本興業の芸人養成所・NSCを今春卒業したルーキーたちがネタで競う公演「大ライブOSAKA2025」が昨日5月20日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで開催された。NSC大阪47期卒業生、NSCエリア校卒業生ら、福岡などからも参加した総勢168組がネタバトルを展開。この中からトリオ「おもしろジャンケン(その他しょうたろう、嘉津じゃない方、嘉津翔太)」が優勝を果たし、終演後の囲み取材に応じた。
これまで「NSC大ライブ」は卒業直前の現役NSC生が1年間の集大成としてネタを披露し、首席を決定する催しだったが、今年からは1年目の芸人たちのお披露目ライブに。去る5月13日、14日に行われた東京公演では、NSC東京校30期生のコンビ・シネマ特区がチャンピオンに輝いている。
大阪公演では
おもしろジャンケンはもともと、嘉津翔太と嘉津じゃない方が学生芸人として活動。NSC入学にあたりトリオになろうと「学校で一番面白かった後輩」というその他しょうたろうに声をかけて結成された。嘉津は「とてもうれしいです。自分じゃないかのような優越感というか、でも不安もあり、頭が回っていない」と実感が湧かない様子。嘉津じゃない方は「NSCの間に売れる」という目標を持っていたといい、「同期のみんながお祝いしてくれてうれしかったです」と笑顔を見せる。その他しょうたろうは「優勝できてうれしいです。これからもっと上にいけますようにがんばります」と意欲を語った。
そんな3人に、あいはらは「このままでいいと思います。95%くらい完成してる」と太鼓判を押しつつ、「彼の活躍度合いによって化ける気がする」と、その他しょうたろうの活躍に期待。久馬は、「ここ数年、首席になると売れないジンクスがあるが、それをぶっ潰してほしい」とエールを送った。哲夫は3人が赤青黄色のツナギを着ていることから、「信号無視とかもニュースになるので守ってほしい」と注意。石田は「名前に『おもしろ』ってついてるっていう、恐ろしい奴ら。それを乗り越えて、よりバカバカしいネタをしてくれたら」と今後が楽しみな様子だった。
トリオが目指す像として「安田大サーカス」(嘉津)、「風穴あけるズ」(嘉津じゃない方)といった名前が挙がると、「松竹好きやなあ」とツッコミが。その他しょうたろうも「ネプチューン」と全員が吉本以外の芸人を挙げて笑わせた。嘉津が「マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演したいと話すと、あいはらは「俺以外はやさしくない!」と忠告。小学校教員の免許を持っている嘉津じゃない方は「子供たちと関われる仕事・番組」、その他しょうたろうは「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」(フジテレビ)に出たいと語っていた。
武藤遊戯a.k.aコタ @kota_poke_
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