見取り図が盆踊りイベントに意気込み「僕らのスヌープ・ドッグは河内家菊水丸師匠」

見取り図が「見取り図盆踊り」と題した盆踊りイベントを9月21日（土）に大阪・靭公園 センターコート特設会場で開催するのは既報の通り。このたび、同イベントの取材会が吉本興業 東京本社で実施され、見取り図が意気込みを語った。

見取り図・盛山は「子供の頃から盆踊りが好きでして。祭り囃子が聞こえてくるワクワクをもう一度味わうためにイベントを主催させていただきました。基本的にはネタや企画コーナーのお笑いフェスで、そこに盆踊りがプラスされる感じ。芸人は全員浴衣の予定です。盆踊りは中継で見るものではないので配信なし。現場の空気を楽しんでほしいです」とイベントの開催意図や内容を説明。会場にはやぐらも用意されるそうで、リリーは「普段のお笑いライブは基本的に受け身ですけど、『見取り図盆踊り』はお客さんも参加できるので、芸人と一緒に踊ってほしいです。お子さんにも来てほしい」と呼びかけた。

イベントには見取り図の「同世代の芸人たちと踊りたい」というコンセプトが込められており、カベポスター、ギャロップ、コットン、さや香、ジェラードン、セルライトスパ、ダブルアート、ダブルヒガシ、ツートライブ、天才ピアニスト、ニッポンの社長、ニューヨーク、紅しょうが、ロングコートダディといった面々が出演。盛山は特に注目してほしい芸人にギャロップを挙げ、「唯一の先輩。しかも林さんって嘘みたいな日本人体型。ドシッとしていて、“ハゲちぎってる”ので浴衣姿が似合うと思います。もしかしたら歌い手さんと勘違いする人もいるかもしれないですね」と話した。

河内音頭取りの河内家菊水丸が参加するのもイベントの目玉。リリーは「関西以外だと馴染みがない方もいると思いますが、今回で師匠のすごさを知ってほしい」と述べる。また盛山は「パリオリンピックのブレイキンでスヌープ・ドッグが登場して盛り上がりましたが、僕らのスヌープ・ドッグは河内家菊水丸師匠です」と胸を張った。

夏祭りの思い出を聞かれた盛山は「僕はのび太より射的がうまい。オリンピックで“無課金おじさん”が流行る前からあのフォームをやっていました。あと金魚すくいで、木の板みたいなポイに当たって30～40匹釣れたこともあります。『勘弁してくれ』と言われました」と回答。一方、リリーは「リアルなことを言ったら、中学校くらいまでは夏は外に出てなかったんですよ。暑くて。高校時代に彼女ができてから無理やり外に連れ出されてた感じ。なので思い出はないです（笑）」と学生時代を振り返った。

取材会の最後はリリーが「どうせならパンパンにしたいです！」と意気込み。盛山も「スカスカだったら格好がつかない。会場の真横には交番もあるので安心。その日だけは警察の方にも浴衣を着てほしい（笑）。9月21日なので、お盆はだいぶ過ぎてると思いますが日本最遅の盆踊りとして楽しんでください」とアピールした。