月亭遊方が5年ぶり独演会、オムニバス形式で3つの夜の落語を披露

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本日10月21日、大阪・吉本興業本社にて月亭遊方が文化庁芸術祭 大衆演劇部門参加公演「『月亭遊方独演会 vol.6』~3つの夜の物語~」の会見を行なった。

文化庁芸術祭 大衆演劇部門参加公演「『月亭遊方独演会 vol.6』~3つの夜の物語~」を開催する月亭遊方。

文化庁芸術祭 大衆演劇部門参加公演「『月亭遊方独演会 vol.6』~3つの夜の物語~」を開催する月亭遊方。

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遊方が独演会を開くのは5年ぶり。「カジュアルラクゴ」と称した親しみやすい新作落語を次々と創り出してきたが、今回は夜が舞台の古典落語3作をオムニバス形式で披露する。演目は「看板のピン」「稲荷俥」「干物箱」となっており、遊方が好きな映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」をモチーフに、同じ夜に違う場所で起こる出来事として披露する。

遊方は「ずっと新作をやってきましたが、常に目標は先にあって、進んではズレを繰り返し、考え方も変わってきました。昔は落語は娯楽だから笑わせればいいと思っていましたが、それだけではお客さんの心を揺さぶらない。ダイヤモンド✩ユカイさんの言葉を借りると“サムシング”が足らないような(笑)。届けることの難しさに気づきました」と、25年の歳月を踏まえて現在の心境を吐露。また、「最近ピン芸人さんが落語の世界に入ってきていているので、ウカウカしてられません」と気合を入れ直した様子だった。

同ライブでは、ナレーターの畑中フーがストリーテラーとして出演。鳴り物は落語の時だけで、畑中が出る際にはジャジーな雰囲気に仕上がるという。遊方は「畑中さんは声はおなじみですが、顔を知らない人が多いと思う。どんな衣装で来てくれるか楽しみです。やってみないとわからないですが、ユニークでアカデミックに誘っていだたければ」と新たな試みに意欲を見せた。

また、「干物箱」に関しては、「今回の目玉。今は使わない難しい言葉がいっぱいあるんですが、どの時代にも合うような形で自分なりに創作しました」と説明。「この演目をやっているのを東京に観に行き、いろいろ研究した改作・新作です。まだ披露した回数は少ないですが」と言いつつも気合の入った様子だった。

舞台は11月9日(水)天満天神繁昌亭にて。チケットは発売中となっているので、遊方のさらなる1歩をぜひその目で確かめてみよう。

文化庁芸術祭 大衆演劇部門参加公演「『月亭遊方独演会 vol.6』~3つの夜の物語~」

日時:2011年11月9日(水) 18:30開場 19:00開演
会場:大阪・天満天神繁盛亭
料金:2500円 3000円

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