間寛平「僕にとっては大師匠」、西川きよし「58年の友情は言い尽くせない」坂田利夫を追悼

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坂田利夫の訃報に際し、西川きよし間寛平のコメントが吉本興業を通じて発表された。坂田利夫は12月29日に老衰のため大阪市内で死去。82歳だった。

2014年10月、「芸能生活・アホアホ生活50周年」記念セレモニーを行った坂田利夫。(c)吉本興業

2014年10月、「芸能生活・アホアホ生活50周年」記念セレモニーを行った坂田利夫。(c)吉本興業

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1964年にデビューした坂田は1967年に故・前田五郎と漫才コンビコメディNo.1を結成し、数々の賞を受賞。「あ~りが~とさ~ん」「あんたバカね、オホホ~」といった代表的なギャグを多数持ち、「アホの坂田」の愛称でお茶の間に愛された。

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「あっちこっち丁稚」(朝日放送)で共演した後輩の間寛平とは54年間の親交がある。先日は82歳の誕生日を寛平夫妻にお祝いしてもらい、最期も親族と間寛平夫妻に見守られながら息を引き取ったという。寛平は「坂田兄やんは『アホの坂田』と言われていますが、僕にとっては大師匠という存在です。今の時代にアホの道を極めることができるような芸人はいないし、二度とあそこまでの芸人は出てこないと思います」とコメント。また、若手の頃から親交のあった西川は「四畳半のアパートで川の字になって寝ていたあの頃から、ヘレンと一緒に家族のように楽しく過ごした者同士、たくさんの思い出があります。58年の二人の友情は一言では言い尽くせません。坂田ありがとう。ゆっくり休んでください」と言葉を贈っている。

西川きよし コメント

四畳半のアパートで川の字になって寝ていたあの頃から、ヘレンと一緒に家族のように楽しく過ごした者同士、たくさんの思い出があります。

58年の二人の友情は一言では言い尽くせません。

坂田ありがとう。ゆっくり休んでください。

間寛平 コメント

僕が吉本に入った時からずっと可愛がってもらいました。ずっと一緒だった時期も、坂田兄やんが支払ってくれたお金で一緒にホテル住まいをしていました。

こどもが生まれてからは娘も自分のこどものように凄く可愛がってくれました。舞台ではこどもにウケるととても喜んでいたのも覚えています。

坂田兄やんは「アホの坂田」と言われていますが、僕にとっては大師匠という存在です。今の時代にアホの道を極めることができるような芸人はいないし、二度とあそこまでの芸人は出てこないと思います。

坂田兄やんが舞台を少し休むようになってからは、自宅へも伺ったりと男同士なので寄り添いたい気持ちと恥ずかしさもありましたが、最期まで寄り添い見送ることができました。

根っからの芸人、お笑いが大好きな兄やんには、天国でもみんなを笑顔にしていると思います。

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