ROUND2には、マーメイド、空前メテオ、生ファラオ、チェリー大作戦、ぎょうぶ、タイムキーパー、ドーナツ・ピーナツ、たくろう、天才ピアニスト、フミ、ボニーボニー、丸亀じゃんごが出場。お~い!久馬、ギャロップ林、とろサーモン久保田、トータルテンボス大村が審査員を務めた。
1位通過を果たしたのはドーナツ・ピーナツ。とろサーモン久保田からは「完成しました」とネタを称賛された。これについてドーナツは「すごくうれしかったですし、僕は録画して久保田さんの『完成しました』ってところを擦り切れるほど見ます。落ち込んだときとかにも見れるようハードディスクにぶち込んで一生残します!」とコメント。ピーナツも「僕らは構成やうまさに特化してるわけでもなく、本当にシンプル。今回のネタは強いボケ、強いツッコミで殴っていってる感じなので、ストレートが強いコンビとしてはめっちゃうれしい評価やったですね」と述べ、「ytv漫才新人賞で勝って箔を付けたいですね。まだ賞レースで1番が獲れてないので、ここで1番になりたいです」と意気込んだ。
2位通過の空前メテオは予選ラウンド初出場。茶屋は「こういうこと自体がほぼ初めてで、まだ全然……。なんか追いついてないです」「『初出場でも通用してる!』って感じでしたけど、終わってみたら皆さんウケてたので、全然安心はできなかったですし、通過するとは思ってなかったです」と実感が湧いていない様子。また同期のぐろうがROUND1で1位通過したことについて、大門は「ROUND2が始まる前に『ぐろうおるんで、1位やったりますわ』みたいな大口叩いちゃったので、決定戦のファイナルをぐろうと戦って優勝したいです。それくらいの大まくりみたいなのをしたいです」と語った。
「ytv漫才新人賞選考会」は芸歴10年以内の漫才師を対象にした「ytv漫才新人賞決定戦」の予選会。今年度は「選考会」を3回にわたって行い、各ROUNDの上位2組、計6組が年度末に開催される「決定戦」でタイトルを争う。予選を早く通過した順に出番を選べるため、より早いROUNDで「決定戦」に進出することがアドバンテージに。また、敗者復活枠も設けられる。現段階で「決定戦」進出を決めているのは、ぐろう、ハイツ友の会、ドーナツ・ピーナツ、空前メテオの4組だ。
ドーナツ・ピーナツ コメント
──決定戦進出が決まった感想は?
ドーナツ:むちゃくちゃほっとしました。ラストイヤーやし、ROUND2で通過しときたいなって思ってたので、まずはよかったです。
ピーナツ:そうですね……「ほっとしていいんかな?」って感じですけど。僕もほっとしちゃったんですけど、でもほっとするよりは、もうちょっとガッチリ攻める気持ちで。一旦まあ、ほっとした感じやな。
ドーナツ:なんか俺よりちょっとカッコつけてない!?
ピーナツ:俺が危惧してるのは、4年目のぐろうと空前メテオ、5年目のハイツ友の会が決定戦進出を決めてる中で、もうちょい芸歴が近い奴が決定戦に上がってきてくれたほうがうれしいなと思います。完全にドーナツ・ピーナツVS後輩軍団になってしまうから。後輩たちもすごいんでしょうけど、僕らもまだ芸人界でいうと後輩なので……。
──講評では、審査員のとろサーモン久保田さんが「完成しました」とコメントするなど、審査員全員から絶賛されていました。
ドーナツ:すごくうれしかったですし、僕は録画して久保田さんの「完成しました」ってところを擦り切れるほど見ます。落ち込んだときとかにも見れるようハードディスクにぶち込んで一生残します!
ピーナツ:僕らは構成とかうまさとかに特化してるわけでもなく、どっちかと言うと本当にもうシンプル。今回のネタは本当に強いボケ、強いツッコミで、いわばもう殴っていってる感じなので、ストレートが強いコンビとしてはめっちゃうれしい評価やったですね。
──お二人にとって「ytv漫才新人賞」とはどんな賞レースですか?
ドーナツ:10年目までしか出られないですし、ずっと漫才しかやってきてないですし、「漫才」って付くこの大会は絶対に優勝しときたいって感じですかね。今回逃したらもうないんで、一生獲れないって考えたら絶対獲り切って終わりたいですね。
ピーナツ:ytv漫才新人賞で勝って箔を付けたいですね。まだ賞レースで1番が獲れてないんで、ここで1番になりたいですね。
──来年に開催される決定戦に向けて意気込みをお願いします
ドーナツ:炎の優勝、行かせてもらいます! ラストイヤーで楽しむのとドキドキするのも最後なので、後悔のないようにやります!
ピーナツ:相方のアレじゃないですけど、バーニングビクトリーで。
ドーナツ:「炎の優勝」の英語版やん!
空前メテオ コメント
──決定戦進出が決まった瞬間の心境は?
大門正尚:実感がなさ過ぎて、ずーっとふわふわしてました。「いったんやあ……」って。僕らはもっと時間かかるタイプかなとか勝手に思ってたので。
茶屋:こういうこと自体がほぼ初めてで、まだ全然……。なんか追いついてないです。へへっ(笑)。
──初めて立ったytv漫才新人賞の舞台はどうでしたか?
茶屋:村重(杏奈)さんが見たことないぐらいのかわいい人やった……。それがちょっと邪魔でしたね(笑)。
大門:邪魔って言うな(笑)。あんなにかわいいと緊張するよなあ。舞台は普段の劇場より客席がめっちゃ明るかったので、お客さんが結構ちゃんと見てるなとかもわかって、それが焦りましたね。
茶屋:こいつ、めっちゃ汗かくんです。僕らが漫才するときはこいつが汗かかへんように照明を1個落としてもらってるんですよ。ほかのコンビより薄暗いところでやってるんです。
大門:今日は明るくて危なかったです。3分でよかったです。逃げ切りました。
──ネタをしている最中に手応えは感じましたか?
茶屋:「初出場でも通用してる!」って感じでした。けど、終わってみたら皆さんウケてたので、全然安心はできなかったですし、通過するとは思ってなかったです。
大門:お客さんもめっちゃ暖かかったし、「ウケてるやん!」って思いました。ただ、出番が2番目やったので、この感じやったら後半もウケてくるやろうなと。ただ、結果発表のときには手応えはありました。というのも、僕の中のあるあるなんですけど、空前メテオって「くうまえ」ってわかってても読む前に「くうまえでええんかな……?」て間がちょっとあるんですよ。村重さんが2位を発表するときにその間があったので、「これは俺らや!」って思いましたね(笑)。
──ROUND1では同期のぐろうが1位で決定戦進出を決めました。
茶屋:ぐろうは養成所の時からずーっと一緒にやってきて、めっちゃ仲もいいですが、ライバルって感じですし、テレビ、電波に乗っけて叩きつぶします!
大門:すごい燃えてるねえ!(笑) ぐろうはやっぱり意識しますねえ。前を走りすぎてるんで……。
茶屋:僕らももうちょっとのんびりやるつもりやったのに、焦らざるを得なくなって。
大門:だから今回僕らが2位通過やったのも、ぐろうが先にいっちゃってるから、「よかった、まだ離されてない」っていう、その感情が強いです。めっちゃ刺激になってますね。
──来年に開催される決定戦に向けて意気込みをお願いします
大門:ROUND2が始まる前に、「ぐろうおるんで、1位やったりますわ」みたいな大口叩いちゃったので、決定戦のファイナルをぐろうと戦って優勝したいです。それくらいの大まくりみたいなのをしたいです。
茶屋:僕は、できれば照明1個だけ落としといてもらえたら(笑)。それだけお願いします。
大門:どんな意気込みやねん。
関連記事
久馬(ザ・プラン9。月刊コント) @conte_tokyo
NSC卒業以来、久しぶりに見た空前メテオはめちゃんこ面白くなっててビビった。
ぎょうぶもオモローでした。
有り難うございました。 https://t.co/QSGtiQjHiQ