夢は叶う！トップリードが「オンバト＋」初代チャンピオンに決定

2011年7月24日 2:41 157 1 お笑いナタリー編集部

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本日7月24日、「オンバト＋」（NHK総合）にて「第1回チャンピオン大会」が放送され、トップリードが初代チャンピオンに輝いた。

「第1回チャンピオン大会」でチャンピオンに輝いたトップリード。(c)NHK

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同番組は11年続いた人気番組「爆笑オンエアバトル」をリニューアルし、2010年4月から放送スタート。初のチャンピオン大会では、今期4回以上のオンエアを獲得した成績上位のアームストロング、アルコ＆ピース、えんにち、カブトムシ、かまいたち、THE GEESE、ザ・ゴールデンゴールデン、タイムマシーン3号、トップリード、ななめ45°、ゆったり感、ラバーガールの12組が出場した。

チャンピオン大会の審査員は通常の倍の200人で、得点は総計で1090KB。ネタ終了後、3組ごとに計量し、得点の高かった上位3組がファイナルステージへ。ファイナルステージで2本目のネタの得点が最も高かった1組が優勝というルールだ。

トップバッターのタイムマシーン3号は、しょっぱなから勢いのある漫才を見せ、審査の際には会場中にボールの音を響かせた。続くTHE GEESEはカーナビをモチーフにしたコントで職人技を披露。ななめ45°は新幹線で隣り合わせた男性3人による必死の攻防を繰り広げ、会場も大いに沸いた。結果はタイムマシーンが906KB、ギースが582KB、ななめ45°が814KB。その後の挑戦者の計量結果を待つばかりとなった。

アルコ＆ピースは人間誕生の神秘の世界を独特のコントで表現。ゆったり感が得意の50音作文で渾身の漫才を披露すると、同期のかまいたちは負けじとじわじわ笑い攻めするコントで大阪の勢いを見せ付けた。この計量の結果、前組3位のギースをアルコ＆ピースが上回り、入れ替え。ギース、ゆったり感、かまいたちが惜しくも敗れ去った。

トップリードは泥棒のコントでこの日最高の930KBを獲得。漫才を披露したえんにちはアイパー滝沢がひときわ大きく「ほーん」と声を響かせるも及ばず。収録ではカブトムシはネタ後に「今生きていることを実感しながら一生懸命頑張りました」とコメントし、トップリードに抜かれたアルコ平子は「短い夢をありがとうございました！」と大声で去っていった。

最終組のザ・ゴールデンゴールデンはきたざわの女装キャラ・ひとみが登場。強烈なインパクトを残すも802KBと惜しくもななめに届かず。ラバーガールは女性に人気の小説家・大水がトーク番組司会の飛永を翻弄。アームストロングは旅立つ青年とそれを見送る青年を演じ、十八番の笑えて泣ける友情コントで勝負に出た。しかしこの2組も得点は及ばず。ファイナルステージにはトップリード、タイムマシーン3号、ななめ45°の3組が進出した。

抽選の結果、まず最初にトップリードが戦隊ヒーローたちの恋愛コントを熱演。各組の抽選ごとに「もーやだなー」と緊張していたななめは「3位からのどっこいしょがかっこいいですから」と、取調べのコントで一発逆転に賭けた。大会トップバッターだったタイムマシーンは奇しくも同大会のトリ。「オンバト時代から5回チャンピオン大会に出ていてまだ1回も優勝してない」と、締めにふさわしい圧巻の漫才で悲願の優勝を狙った。

結果は、トップリードが682KB、ななめが206KB、タイムマシーンが562KB。優勝したトップリードには、2年4カ月チャンピオンの座を守った元WBC世界フライ級王者の内藤大助から特注デザインのチャンピオンベルトが渡された。新妻は10年前の「爆笑オンエアバトル」初挑戦時を振り返り「あの時、和賀さんの20歳の誕生日で、玉が4つしか入らなかった。こんなに成長して……夢は叶う！」と喜びのコメント。和賀は収録で「これからも変わらずに、うちらなりに頑張っていきます」と今後の活動に意欲を見せた。

お笑い界にまた新たなチャンピオンが登場した今大会。今後のトップリードの活躍に期待しよう。