太秦役者・岸大介が初のテレビCM出演　次の撮影まで78時間空いてたから

岸大介がナレーションを務める映画「大名倒産」の関西限定テレビCMが解禁された。「岸大介」は、ダイアン・ユースケ扮する太秦役者のキャラクター。動画では、同作が京都周辺で撮影されていることに触れ、「ほんでこれ、京都で撮ってるやないの！」と興奮気味にPRしている。

なぜか常々、数十時間に及ぶ撮影の空き時間を持て余している岸大介。一度カツラをとってしまうと再び支度をするのが大変なため、カジュアルスタイルにカツラといういびつな格好でぶらついていることで知られる。過去には京都・よしもと祇園花月のキャンペーンキャラクターや企業のWeb動画に起用されたこともある人気者だ。

テレビCMへの出演は今回が初めて。岸大介は「次の撮影まで78時間空いてたもんやからね。喜んでやらせてもらいました」とコメントしている。6月12日（月）以降、ABCテレビ、関西テレビ、テレビ大阪にて順次放送予定。松竹の公式YouTubeチャンネルで一足先に公開されているので、右手にいつものセカンドバッグ、左手にポップコーンを抱えて「あんたらも、空き時間に『大名倒産』見に行きや！」と宣伝する姿を確認してみては。なお作品本編には出演していない。

浅田次郎の小説を原作とする「大名倒産」は、越後丹生山藩の藩主となった青年・松平小四郎が、現在の価値で100億円の借金を背負わされる物語。前田哲が監督を務め、主人公の小四郎を神木隆之介が演じた。6月23日（金）に大阪・大阪ステーションシティシネマほかにて全国公開される。

岸大介 コメント

次の撮影まで78時間空いてたもんやからね。喜んでやらせてもらいました。神木くんはちょんまげ姿初めてらしいやないの。また太秦の現場でご一緒できたらええねぇ。