映画「
鈴木もぐらは「本当にこの日が待ち遠しくて。職業上、果たしてこれは本当に公開されるものなのか、真実なのかわからなかった。ドキドキしてこの日を迎え、みなさんの前で話せて本当にうれしいです」とドッキリではないことがわかり安堵の様子。水川かたまりも「超自慢したかったんですけど、我慢して我慢して、家族にしか言わなかった。今日まで情報が漏洩しなかったということは、家族が誰も言わなかったということ。家族を褒めてあげたいです」と挨拶した。
今作について、もぐらは「クレヨンしんちゃん全部入り」とアピール。「この夏観たお子さんたちが5年後、10年後に観ても楽しめる、長い時間をかけて楽しめる作品だと思う」と味わい深い作品だと語る。かたまりは「クレヨンしんちゃん全部入り、といった感じ」とコメントを丸パクリしながら、「試写では泣くのを我慢したけど、映画館で1人で観ていたら立ち上がれないくらい泣いてしまうんじゃないかと思う」とギャグと感動ストーリーの緩急に心を奪われたと話した。
アニメ声優には今作が初挑戦で、2人は「(ゲスト声優のオファーは)本当に嘘だと思いました」と声を揃えた。もぐらは「一応乗っかりましたけど、だいたい嘘のときは紙1枚だったりするんですが、すごい分厚い紙だったので、(本当なんだと)怖くなった」と回想する。「重みというか、このおじさんが4才くらいのときから観ていたアニメですから、本当に緊張しました」と心境を述べ、「演じ方はわからなかったけど、大根仁監督がやりやすいように、好きにやっていいと言ってくれて。なんとか終えられた」と振り返った。
かたまりも「スケジュールに『クレヨンしんちゃん(仮)』とあって、嘘だと」と字面からして信じがたかったと強調。アフレコは「本当に途中で帰りたかった。今までの仕事で一番難しかった」といい、「監督からの『この感じで声出してください』を120パターンくらいやって、喉ちぎれるのかと思いました」と苦労を明かす。
野原家の家族の絆について聞かれると、「最高ですよね。野原家のような家族はすべての税金を免除したほうがいいと思います! それくらい素晴らしい」というもぐらに対し、かたまりは「税金は払ったほうがいいと思います」と正論。しかし「子供の頃はしんちゃん目線で観ていて、歳を取るとひろしやみさえ目線で観るようになる」と
しんちゃんのユーモアを今作で体感し、今後のお笑い活動に生かせるか質問されると、「今、ちょうど単独ライブのツアー中。存分にしんちゃんのエキスが詰まっている。これから関西を回りますし、最後は恵比寿、配信もありますんで、しんちゃんファンの方も見逃せないのではないかと思います!」とここぞとばかりに宣伝。具体的にどんなエキスが入っているのか聞かれても「それはネタバレになっちゃうので」と回答を拒否してみせた。
試写で自分の声が流れてくるのを聞き、かたまりは「しんちゃんと絡んでいる感動もあるし、自分の声が『クレヨンしんちゃん』の中から流れてくる照れくささがあった。不思議な感覚だった」と感動を覚えた様子。もぐらは「これだけ大きな作品に出させていただいて、いろんなことやってますけど、法だけは守らなきゃいけないんだなってより一層強い責任感が生まれた。どれだけ楽しいことをやっても、法だけは! ここだけははみ出さないようにしようと思いました」と決意を新たにした。
制作期間7年、シリーズ初の3DCGアニメーション作品として8月4日(金)に公開される同作。白い光のパワーを得たしんのすけと、黒い光で暗黒のエスパーになってしまった世界の破滅を望む男との超能力大戦が描かれる。もぐらは国際エスパー調整委員会の顧問・池袋教授役。かたまりはノストラダムスの隣町に住むヌスットラダマスの生まれ変わりを名乗り、世界征服を目論む組織・令和てんぷく団を率いるヌスットラダマス2世に声を当てた。このほか、暗黒のエスパーとなって世界への復習を誓う非理谷充(ひりやみつる)を
なお空気階段の単独公演「無修正」は今後、名古屋、千葉、岡山、大阪、仙台、福岡を巡り、8月31日(木)に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで千秋楽を迎える。
※動画は現在非公開です。
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