上岡龍太郎が81歳で死去

17

154

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 58 92
  • 4 シェア

上岡龍太郎が先月5月19日、大阪府内の病院で肺癌と間質性肺炎のため死去した。81歳だった。これは上岡の窓口となっている株式会社桂米朝事務所が本日6月2日に発表したもの。本人の強い意向のため限られた身内で密葬が済んでおり、お別れ会の類も固辞していたという。

上岡は1960年に横山パンチの芸名で故・横山ノックらとともにトリオ漫才の「漫画トリオ」を結成し、一躍人気に。1980年代からは笑福亭鶴瓶と組んだ「鶴瓶上岡パペポTV」(読売テレビ)や、初代局長を務めた「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)などで人気を博した。1990年代に東京進出し、「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」(フジテレビ)など数々の番組に出演していたが、2000年に芸能界を引退した。なお上岡はミキ2人の伯父としても知られている。

上岡の息子で映画監督の小林聖太郎と、上岡と旧知の桂ざこばのコメントが米朝事務所より発表されている。

小林聖太郎 コメント

お世話になった方々にも突然のお知らせとなってしまったことを深くお詫びいたします。昨年秋頃、積極的治療の術がなく本人も延命を求めていない、と知らされた時に少しは覚悟しておりましたが、あれよあれよという急展開で母も私もまだ気持が追いついていない状態です。とにかく矛盾の塊のような人でした。父と子なんてそんなものかもしれませんが、本心を窺い知ることは死ぬまでついに叶わなかったような気もします。弱みを見せず格好つけて口先三寸……。運と縁に恵まれて勝ち逃げできた幸せな人生だったと思います。縁を授けてくださった皆様方に深く感謝いたします。

桂ざこば コメント

長いことお目に掛っていませんが、お元気にされてると思ってましたのでとてもショックです。お芝居でご一緒したときに、「普通は役を演じるねんけど、ざこばさんの場合は役を自分のところに引っ張って来て、登場人物そのもののように思えるわ」と仰って下さいました。上岡のお兄さんは大好きな方でしたが、皆でワーワー言ってても、どこかでこれ以上入ってはいけないように、なぜか僕が勝手に感じていました。もちろんご本人はいつもカッコ良く自然体で、そんなことは考えてなかったでしょうね。また寂しくなります。

読者の反応

海野つなみ @uminotsunami

局長… 合掌 https://t.co/D4Qd3TdDcW

コメントを読む(17件)

関連記事

上岡龍太郎のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのお笑いナタリー編集部が作成・配信しています。 上岡龍太郎 / 桂ざこば / 小林聖太郎 / ミキ の最新情報はリンク先をご覧ください。

お笑いナタリーではお笑い芸人・バラエティ番組のニュースを毎日配信!ライブレポートや記者会見、番組改編、賞レース速報など幅広い情報をお届けします。