本日6月28日、東京・映画美学校試写室にて、スティーヴン・セガール主演映画「沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1」のトークショー付き試写会が開催され、
この映画は、警察特別捜査隊の精鋭チームを率いるセガールが凶悪な犯罪者たちを追跡する、クライムアクション・シリーズの第1弾。「俺たちの沈黙の頃……」と題した今回のトークショーには、一度ブレイクしながらも“沈黙”の数年間を経験した2人が顔を揃えることとなった。
会場に登場するなり持ちネタを披露した2人は、TAIZOの進行のもとでトークを展開。映画のアピールポイントを尋ねられると、ヒロシは「……面白かったです」、つぶやきは「……大変よかったです」と長い“沈黙”のあとでコメントを繰り出したが、つぶやきはすぐさま「この“沈黙”は打ち合わせの通り。やっててドキドキした」と演出の種明かしをして、客席をなごませていた。
芸人としてブレイクした後の“沈黙”時代に話が及ぶと、ヒロシは「貯蓄でなんとかやってた」と経済事情を明かし、つぶやきは「家でテレビを見ながらタレントに呪いをかけていた」と語りつつも「でも俺にパワーがないから、なかなか効かない(笑)」とオチのある話。生きていく上での極意について、つぶやきが「人を信じないこと。自分の身を守るために」と述べると、ヒロシも「人を信じるとその反動がある。傷つかないためには信じないほうがいい」と同調、息の合ったネガティブぶりを見せつけていた。
先輩や後輩への軽口を2人から引き出そうとするTAIZOに対して、ヒロシが「我々をどうしたいんですか?」といぶかしがる場面も。最後に「今後出したい武器」を問われて、つぶやきは「自分の『面白さ』というアイテムをまだ使ってない。溜め込んでるから」とやや不遜に語った瞬間、自らの発言を反省して笑いを誘うなど、“沈黙”というテーマに反して饒舌な2人が終始会場を盛り上げていた。
映画「沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1」(配給・日活)は、来月7月2日(土)より東京・銀座シネパトスほか全国で順次ロードショー。これまでの「沈黙」シリーズ6作品は、8月2日より順次DVDがリリースされる。
つぶやきシローとヒロシのコメント
――トークショーの感想をお聞かせください。
つぶやき:ヒロシとこうして一緒になるのは珍しいよね。
ヒロシ:会うことはあっても、一緒になにかするってのはないですからね。
つぶやき:気楽でした。
――お2人が“沈黙”できず、テンションが上がるのはどんなときでしょう?
つぶやき:飲み屋に行って、グラスまで冷えたビールが出てきたときですかね……つまんないですか?
ヒロシ:そんなことないですよ(笑)。つぶやきさんらしい視点じゃないですか!
つぶやき:ごめんなさい。
ヒロシ:僕は、痔の調子がいいときです。
――お互いの印象を教えてください。
ヒロシ:つぶやきさんの視点は相当すごいですね。ネタが面白い。
つぶやき:そう、「ヒロシは俺に憧れているんだな」って(笑)。
ヒロシ:実際こうしてお会いするとわかるんですが、僕なんか“ネガティブさ”が、つぶやきさんに比べるとヒヨッ子ですね。「全然甘いんだ」と思い知らされる。
つぶやき:ヒロシは明るい子だよね。ネアカだなって思う。お祭り男です(笑)。
ヒロシ:つぶやきさんはストイックですよね。
つぶやき:ストイックじゃないよ。楽しく生きます。
――今後の活動についてお聞かせください。
つぶやき:ずーっと“沈黙”ですよ(笑)。いつも口だけはパクパクしてるんだけど、誰にも届かないようなことをやってる。
ヒロシ:ずーっと出続ける人なんて、数えるほどしかいないんですよ。だから気にしないで自分のペースで行きたいです。
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リンク
- 『沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1』公式サイト|スティーヴン・セガール最新作
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お笑いナタリー @owarai_natalie
つぶやきシロー&ヒロシ、Wぼやきトークで“沈黙”脱却 http://natalie.mu/owarai/news/52102