昨日6月5日に東京・北沢タウンホールにて「SLUSH-PILE. FESTIVAL『企画ナイト5」』」が開催された。
これは
上田は満席の会場を見渡し「最初20人くらいのお客さんだったのに。これはサクセスと言わざるを得ない状況」と感無量の様子。しかし初参加の又吉は「僕だけ裸眼なんですけどいいでしょうか?」と不安な表情を浮かべた。
最初に試したのは上田の「お前とおったら具体的にどうおもろいのかナイト」。ET-KING「愛しい人へ」の歌詞「お前とおったらおもろいわ」から、“お前”が笑いのセンスがあるのではということで内容を具体的に想像してみるという企画だ。又吉も「100年でも200年でもですから相当ですね」と企画の趣旨に納得。上田が例えで「フリをきかせるのが上手い」と出すと、「かぶせをゆずってくれる」(又吉)、「リズムネタを多用」(せきしろ)、「絶対ウケるタイミングで背中を叩いて教えてくれる」(木村)などの人物像が浮かび上がり、互いに「それはおもろいわ」と理想の“お前”話に花が咲いた。
又吉が考えてきた「ベストイレブンナイト」は、オリジナルチームを作ることができるサッカーゲーム「ウイニングイレブン」を模した企画。又吉が太宰治や芥川龍之介でサッカーチームを作った経験から、何か別の物でもできないかということで、今回は「おにぎりJAPAN」を作ることになった。急に饒舌になった又吉に全員若干引き気味になりながらも、木村が遠慮がちに「攻守ともにいけるMFとして、パンにもごはんにも合うシーチキンは?」と提案すると、又吉チェアマンは「めっちゃいい!!」とそのセンスを絶賛。「トリッキーだけど、しっかりしている」と又吉が補足すると、上田は苦笑しながら「シーチキンがトリッキーってどういうこと?」とツッコんだ。そこからは国民(観客)の意見も取り入れながら、さまざまな具材をチョイス。「明太子はたらこよりスピードがある」「豚キムチは強いけど協調性に欠ける」「しゃけは戻ってくるからサイドバック」「塩むすびはストイック」「鶏五目はスーパーサブ」など、熱い議論を戦わせながら、おにぎりJAPANドリームチームが完成し拍手喝采となった。
そのほか、「虫ナイト」「ハイジがおじいさんを見限った時の判断ナイト」「アルフィー、誰が押したかわからないアンケートをやるナイト」「ムックのボツネーミングナイト」など、さまざまな企画に挑戦。企画のバカバカしさや、メンバーの発想力に会場は終始爆笑となった。次回開催は未定だが、決定次第SLUSH-PILE. オフィシャルサイトで発表。企画ナイトの全貌を知りたいはぜひ足を運んでみよう。
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ひろこ @hilocoffee
又吉さんの「おにぎりJAPAN」、2011年の企画ナイトで披露したやつだった。"今回は「おにぎりJAPAN」を作ることになった。急に饒舌になった又吉に全員若干引き気味になりながら" https://t.co/YJ3IjbiWJ8