スポーツ総合誌「Number」でM-1特集、“競技漫才”としての側面から掘り下げる

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本日12月1日発売のスポーツ総合誌「Number」1064号(文藝春秋)で「総力特集M-1グランプリ スポーツとしての4分間の競技漫才」と題した特集が展開されている。

「Number」1064号より。

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Number 1064号

「Number 1064号」
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「Number」1064号より。

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今号では「M-1グランプリ」を、採点競技化された“競技漫才”と捉え、通常のスポーツノンフィクションの手法で掘り下げることに。初代王者・中川家、初の“完全優勝”を果たしたチュートリアル、歴代最年少優勝者・霜降り明星、史上最高得点での優勝者・ミルクボーイへのインタビューを実施したほか、最終決戦でフットボールアワー笑い飯アンタッチャブルが激突した2003年大会のドラマなどを取り上げた。

「Number」編集長の中村毅氏は「もちろん漫才はスポーツではありませんが、M-1は漫才に制限時間や審査員による採点などのルールを取り入れて、最終的に1組の勝者とそれ以外の敗者がはっきりと分かれる採点競技になっています」「M-1は『採点競技化』することで、漫才本来の面白さだけでなく、スポーツと同じドラマが生まれ、同じ魅力を持つコンテンツになっていると思います。今回は主に、普段から『Number』でスポーツについて書いてもらっている筆者の方々に、いつもと同じやり方でM-1の面白さを切り取ってもらいました」とコメントしている。

なお関連本として「笑い神 M-1、その純情と狂気」も発売された。「Number」1064号でも執筆しているノンフィクションライター・中村計が笑い飯を軸に「M-1グランプリ」にまつわるドラマを書き記している。

笑い神 M-1、その純情と狂気

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「Number」編集長・中村毅氏 コメント

もちろん漫才はスポーツではありませんが、M-1は漫才に「制限時間」や「審査員による採点」などのルールを取り入れて、最終的に1組の「勝者」とそれ以外の「敗者」がはっきりと分かれる「採点競技」になっています。スポーツは一定のルールのもと、選手たちが全力で競争して勝負をつけるもので、そこにドラマが生まれます。M-1は「採点競技化」することで、漫才本来の面白さだけでなく、スポーツと同じドラマが生まれ、同じ魅力を持つコンテンツになっていると思います。今回は主に、普段からNumberでスポーツについて書いてもらっている筆者の方々に、いつもと同じやり方でM-1の面白さを切り取ってもらいました。

念のために申し添えますが、サッカーW杯もしっかり取材しており、まずは来週、臨時増刊号を刊行して、グループステージを詳報します。こちらもよろしくお願いします!

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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