株式会社ハイプレイス、ホリプロコム、一般財団法人SynchroArt Foundationの合同企画として川元の映画製作プロジェクトが立ち上げられたのは既報の通り。本日の会見には川元、彼のマネージャーである都丸皓介氏、ハイプレイス取締役・関瞳氏、SynchroArt Foundation代表・坂本大地氏が出席したほか、同作の助監督を担当する“ディズニー大好き芸人”うえちゃんがMCを務めた。
会見の冒頭、川元は「それでは昨日から寝ずに考えた拷問器具を発表します。ゴーグル型になっていて、瞬きするたびに眼球に針が刺さって……」と切り出して笑いに。うえちゃんから「映画のことをお願いします!」と即座に注意されると、「低所得者ですが、いい映画を撮りたいと思います。よろしくお願いします」と挨拶した。
映画製作に至った経緯を都丸マネージャーは「私は川元の才能に惚れているのですが、コンプライアンスの波で彼の考えていることがテレビで表現できなくなっている。そんなときに川元で映画を撮りたいと思って今回の話が進みました。『川元だなー!』と思うようなことをやっていきたい」と説明。川元も同調しながら「よくわからないオナニー映画にもしないし、恋人が病気になるみたいなベタな作品にもしません」と意気込んだ。
映画の内容について川元は「大雑把には決まっているが、細かく詰めてはいない段階」「やりたいことを突き詰めすぎた結果、AVになってしまったらよくないので、幅広く伝わるものにはしようと思います」とコメント。都丸マネージャーは「日本の社会を川元っぽく風刺する内容になると思う」、坂本氏は「ボツになること前提で作った遊びのクリエイティブが体験できたり、本編には採用されなかったシーンや脚本をファンに届けたりする仕組みも考えている」と構想を明かした。
初めて映画の監督に挑戦する川元は、目指す監督像を聞かれると「演技がうますぎる人とかオーバーな人が嫌なので使いたくない。ちょうどいい人を使いたい」「厳しくはしないが、嫌なことがあったら裏で悪口を言う。社会ってそんなもんじゃないですか」と回答。一方、うえちゃんは自身の役割について「助監督だということを3日前に言われて、何をするのかよくわかっていません。弁当の買い出しをするらしいということだけはポツポツと聞くので、なるべく栄養のあるものを買っていって、細かい好き嫌いにも対応していきたい。川元監督は野菜が食べられないのでそこにも配慮したい」とコメントした。
なお本日より同プロジェクトのクラウドファンディングがCAMPFIREで実施されている。関氏は「川元さんのよさが伝わるようなリターンを用意しているので皆さん奮ってご支援のほど、よろしくお願いいたします」、川元は「結局は金ですよね。金があればなんでもできますから」「とにかく金をください」と呼びかけた。
関連記事
長 達也 @cho_tatsuya
【会見レポート】ダブルブッキング川元、初監督映画の構想を明かし「とにかく金をください」 https://t.co/Bsh2c1jLxW