ダイアン津田、千鳥ノブに叱られる「師匠のイベントで師匠よりでっかい声出すな！」

本日4月20日に「吉本興業110周年感謝祭 西川きよしのコツコツ全国ツアー」の開催発表会見が東京・吉本興業東京本社で行われ、西川きよし、千鳥、ダイアンが登壇した。

今年4月1日に創業110周年を迎えた吉本興業は、西川きよし、桂文枝、桂文珍、中田カウス、西川のりお・上方よしお、ザ・ぼんち、オール阪神・巨人、太平サブローといった吉本興業を支え続けるベテラン芸人による「吉本興業110周年感謝祭」の冠を付けた全国ツアーを開催する。そのうちの1つである「西川きよしのコツコツ全国ツアー」は6月から来年3月にかけて東京、愛知、高知、石川、宮城、福岡、広島、大阪の8カ所を巡るもの。きよしのほか千鳥やダイアン、中川家、博多華丸・大吉、ブラックマヨネーズ、笑い飯、NON STYLE、和牛、シソンヌ、オズワルド、男性ブランコ、カベポスターといった吉本芸人、さらに爆笑問題、錦鯉という他事務所の芸人も登場して盛り上げる。

会見の司会は陣内智則と元フジテレビアナウンサー・久代萌美が務め、吉本興業所属となったばかりの久代は初共演だというきよしのイメージを「政治家、真面目、奥様大好き」と表す。「奥様大好き」に続けて陣内は「浮気したことない、とか？ ……これがちょっとあるんですよね。ちょっとあるところが大好き」と述べ、きよしは「もう50年くらい前の話で」と苦笑いしながらクラブのママを助手席に乗せている車で妻と鉢合わせした事件を回想。「なんの発表会なんですか？」と訴えて報道陣の笑いを誘った。

そんなきよしをよく知る千鳥とダイアン。それぞれきよしのチャーミングな一面を語っていく。「みんなきよし師匠の子供みたいなもん」と話す千鳥ノブは、きよしに連れられてフルコースをハシゴしたことを振り返り、「胃が化け物」と表現する。大悟は焼き肉屋でしゃぶしゃぶを注文するきよし、ダイアン・ユースケはことあるごとにありもしない“単車のネタ”をリクエストしてくるきよしを紹介。最後に番が回ってきたダイアン津田は、「もう十分やろ！ 単車の話はコンビで1本や!!」と絶叫したが、きよしには「勢いだけで流れを壊すな」と注意され、ノブからは「師匠のイベントで師匠よりでっかい声出すな！」と叱られた。

反対に、2組についてどんな印象を持つのか尋ねると、まずは駆け出しの頃のダイアンとロケで共演したことを思い出すきよし。「待ち合わせ場所にゴールドのベンツで来たのがダイアンさん。びっくりしました」と話すと、ユースケは「津田っていう名前が出なかった。ボン・ジョヴィみたいなシステムじゃないです（笑）」とすかさずツッコミを入れ、津田は「さすがにもう覚えてもらっていいでしょうか。キュッと身が引き締まりました」と泣きそうな声を漏らす。

千鳥に対しては「よかったなあ」と一言。そして「（病気で入院していたノブの）お見舞いに行ったときに、『ああアウトやな』と思った」と述べ、「え、そんなこと思ってたんですか!? 死ぬような病気じゃなかった」とノブを慌てさせる。その真意が「しばらくお休みする間、大悟くんと2人で漫才できたらなと思った」とノブの代打を務めようという優しさだったとわかるとノブは一安心。お返しに、千鳥の単独ライブにゲスト出演したきよしがネタ合わせをしたい時間にひたすらしゃべりかけてきたこと、開演15分前に「千鳥、ラーメン食べに行こうか！」と誘ってきたことを明かした。