本日4月10日、芸歴15年以上の芸人を対象にしたお笑い賞レース「G-1グランプリ(ジカタNo.1グランプリ)2022」で
「G-1グランプリ」は、機が熟した芸人や地肩がある芸人にスポットを当てるというコンセプトで企画された大会。東京・烏山区民会館ホールで開催された決勝大会では、おぼん・こぼんが総合司会を務め、
不良映画を題材にした漫才で優勝し、賞金300万円を獲得した磁石。取材会で佐々木は「15年以上やってきてよかったというのが率直な気持ち。我々が賞レースに出られなくなって数年経ったことと賞金の額が大きいことが相まって、ずっと緊張感がありました。心臓が持たないので、1回戦や2回戦は気楽にやりたいとは思ってたんですけどね……。3カ月くらいは『G-1』のことを考えていたのでようやく解放された感じはあります」と安堵の表情を浮かべる。永沢は「大きな大会に出なくなってからは、ネタを詰めるという作業をあまりせず、ただただ楽しく漫才をしていたんですが、久々にヒリつく感覚を味わいました。2人で集まって、ネタを練って、直して、ライブにかけて。そういう場を与えてもらえたのはありがたかったです。単純に楽しかったなあ」としみじみ語った。
優勝した瞬間に大泣きしていた佐々木はそのときの心境を聞かれると「単純に『うれしい~!』って思いました(笑)。今までの大会やバトルライブでは、観客票は入ったのに審査員票が入らず負けてしまうことも多くて。自分たちの芸に自信はあるけど、どこかで『どれだけウケても優勝はないかも』と諦めていたのかもしれません。だから優勝した驚きと、審査員に評価された喜びで涙が出ちゃいました」と回答。また賞金300万円の使い道を尋ねられると永沢は「ファンの方に還元できれば。単独ライブもやっていきたいです」と述べた。
大会中には「G-1グランプリ」が今後も継続して開催されることが明らかに。これについて佐々木は「初代王者になれたのがうれしいです。次回も参戦するかは考えさせてください(笑)。プレゼンターみたいな役割だったらやります」とコメント。また今後の展望について永沢は「理想を言えばバラエティで大活躍したいですけど、そんなオファーもないので(笑)。地に足付けて、いただいた仕事を全力でやりたいです」と話し、佐々木も「細々とでいいので、今日みたいな場で評価されることで、世間の人々に『磁石、がんばってるんだ』『磁石ってまだ全然面白いじゃん』と生存確認していただきたいです」と同調する。すべての取材が終わると、2人は解放感と喜びに浸るように「疲れたー!」と笑顔で叫んでいた。
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明日は明日の風が吹く @dragons_eeyan
@owarai_natalie 来年以降、地上波放送にしてもいいと思うんだけどなぁ〜。吉本無しって、ヤラセ疑惑とか出てこないから良いよね笑