賞レースで準優勝続きだったカベポスター、初の優勝に「腐らなかったのが報われた」

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本日3月20日、読売テレビで生放送された「漫才Loversスペシャル 第11回ytv漫才新人賞決定戦」でカベポスターが優勝。大会終了後の会見で喜びを語った。

「漫才Loversスペシャル 第11回ytv漫才新人賞決定戦」で優勝したカベポスター。

「漫才Loversスペシャル 第11回ytv漫才新人賞決定戦」で優勝したカベポスター。

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芸歴10年目までの若手芸人を対象にした漫才コンテスト「ytv漫才新人賞」。今年度は、3回の選考会で選ばれた丸亀じゃんご、カベポスター、さや香、たくろう、ダブルヒガシ、フースーヤが決勝戦に進出し、王者の称号と賞金100万円をかけてネタバトルを繰り広げた。

カベポスター

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初めて賞レースで優勝できたというカベポスターの浜田は「ずっと何かで優勝するというのが念願やったんで、本当にうれしいです。負けてきた悔しさが晴れたなという気持ちです」とコメント。永見は「違う大会でコウテイさんが優勝したとき、九条さんが泣いてるのを見てイジったりしてたんですけど、泣くもんなんやなあと。自然と涙が出てきました」と優勝の瞬間を振り返る。また1本目に小学校時代の思い出にまつわるネタ、2本目に中学の文化祭をテーマにしたネタを披露したことについて「一応時系列。僕の成長過程とかも楽しんでいただけたら」と述べ、浜田から「ストーリー性を持たせてくれてたんや。めちゃくちゃヤバい人生やったやん」とツッコまれていた。

各賞レースで準優勝という結果を残していたが、優勝には届いていなかったカベポスター。浜田は「2位を獲りまくっているとき、マジで運とかその日の出来がデカいなと思いました。なので今まで腐らなかったのが報われたかなってちょっと思いました」としみじみ語る。永見は「確かに腐らんかったことが一番デカいですね。賞レースで準優勝やそれよりもダメな結果で終わると、家に帰って1人で『あー!』って叫ぶ時間があって。切り替えなあかんって思いながらもズルズルいっちゃって、このまま一生この気持ちは終わらんのかなっていうのがありました。でも、どこかでこれを止めて『よし、次に切り替えよう』という気持ちにできたのが勝てた要因ですかね」と分析した。

今後の展望を聞かれた浜田は「(昨年優勝者の)隣人さんより、ちょっとでもいいので忙しくなりたいです(笑)」「ここからは腰を据えて『M-1』を狙える態勢も整えられたらと思います」と回答。一方、永見は「『探偵!ナイトスクープ』の探偵になりたい。まず探偵になって、松本(人志)さんとちゃんと絡んで、いい印象を与えたうえで『M-1』で優勝したいです」と夢を語った。

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「漫才Loversスペシャル 第11回ytv漫才新人賞決定戦」最終結果

FIRST ROUND

1位:カベポスター(464点)
2位:ダブルヒガシ(463点)
3位:フースーヤ(462点)
4位:さや香(460点)
5位:丸亀じゃんご(452点)
6位:たくろう(448点)

最終決戦

ダブルヒガシ(1st 463点 / 最終 459点 / 合計:922点)
カベポスター(1st 464点 / 最終 465点 / 合計:929点)

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