「目についたものを何でも妄想」三羽ガラスが新番組に気合十分

2011年3月31日 6:00 25 1 お笑いナタリー編集部

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昨日3月30日、チュートリアル徳井、ランディーズ中川、すっちーの“三羽ガラス”による新番組「妄想ガールズコレクション（仮）」（関西テレビ）の収録が行われた。

新番組「妄想ガールズコレクション（仮）」に出演する“三羽ガラス”ことチュートリアル徳井、ランディーズ中川、すっちー。(c)KTV

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“三羽ガラス”は下ネタ好きの3人にケンドーコバヤシがつけたあだ名。3人はトークライブを中心に活動しているが、単発番組も放送されるなど、密かな人気を博していた。

今回満を持して登場したこの新番組では、彼らが世の男性を代表して、理想の女性を好き勝手に“妄想トーク”。オープニングの収録から3人はエンジン全開で、どのようなテーマに対しても自由自在に独自の“妄想世界”にひたり爆笑の連続となった。

収録を終えた徳井は「この3人で、“エロ三羽ガラス”といってライブをやっていたんですが、そのライブが番組になるということが、トーク番組としては一番良い形かなと思います。なかなかそういうことって実現しないので、実現してすごく嬉しいです。時にはお客さんをほったらかしにし、時には共感を得て……という良いバランスでできたのではないかと思います」とコメント。中川は「この番組を企画してくださった方々に感謝して、期待に応えたいです。なんか話題になればいいかなというのが今後の目標です」と意気込みを語った。すっちーは「男がファミレスで朝まで喋っている感じでやっているんで、女性から反感を買うこともあると思うのですが、時には勉強になることもあると思うので。女性にこうあってほしいという男の本音を聞ける貴重な場だと思います」と番組をアピール。初回放送は4月21日（木）深夜からで、ザ・プラン9の浅越ゴエも出演する。

放送は関西ローカル。放送地域のファンは、彼ら三羽ガラスが羽を伸ばして妄想トークに興じる様子をお見逃しなく。

三羽ガラス一問一答

──今日のお客さんの反応は？

徳井：ほんとにリアルな反応をしてました（笑）。芸人が出てきたら「ワーッ」ってなるお客さんが多いのですが、皆さんすごく冷静で……。ほんとに僕らがコンパやお食事会を開いたときの女性の反応でしたね。僕らがあまりにもしょーもないこと言いすぎたら一切笑わないという（笑）。リアルな反応をしてくれましたね。1回ほんとに僕を睨んでいた人がいました（笑）。これ、ほんとにいたんです！

──それはどういうときに睨まれたのですか？

徳井：確かあれは、脱いだパンティがどこかになくなって、それを男が取ってるときに、女の人がその男のおしりを見てるっていうのをジェスチャー付きで説明しているときに、そばにいたお客さんの目が睨んでました。

──メンバーの中で、こいつの妄想すごいなと思うところは？

すっちー：やっぱり、徳井さんは完全に女子になりきった自分がどっかにいるんだなと思う。自分の行動とかを、完全に女子に置き換えて喋っているときが一番気持ち悪いもん（笑）。これだけ世の女性のハートをつかむのは、なんかうなずけるというか……決して男らしさでモテてるんではなく、内面から女性の気持ちをわかってるんだろうなと思うけど。ただ、一歩間違えたらえげつなく嫌われるというのがわかりますね。すごく危うい人だなと（笑）。

徳井：今日自分で言ってて、今俺気持ち悪いなと思うとき、何回もありましたよ。20代の頃はなかったんですが、もう35歳なんで……。僕はすっちー君でいうと、今日の収録の中のテーマで、“お風呂上がりに女子にどんな果物を食べてほしいか”というテーマがあって、言うたらちょっと妄想しにくいテーマのときに一番喋り出したんですよ。種を三角コーナーにポーンと捨てるとか、ちょっとおかしな部分にエロスを感じてしまっているなと思いました。

すっちー：実際モテる男とモテたことのない男との妄想の違いは出てくると思うんですよ。リアルにこういうシチュエーションのときにどうされたいとか、そのシチュエーションになったことない男は、ドラマとかの場面を思い出して自分やったらこうかなとしか思い浮かべられないんで。フルーツとかは妄想が素直に出せるのかなと。

──今後やりたいテーマは？

徳井・中川・すっちー：何でもいけてしまう。目についたものを何でも妄想してしまう。

徳井：ほんとに、僕たちちょっとの刺激を与えてもらえれば、ぐんぐん妄想を膨らませていきますんで。

──逆に妄想できないものはないと？

すっちー：妄想できないものはない！男の子は5分に1回はいやらしいこと考えていますんで。

中川：言わないほうがエロいですよ。

徳井：今、こうやって女性の記者さんメモとってますけど、僕らの頭の中では裸ですからね（笑）。

──皆さんそれぞれの、理想の女性と現実とのギャップが一番大きい時は？

すっちー：結局、部屋を見ると女性がわかるというか……。外では着飾って自分じゃないものを見せられるが、その女性の部屋に入った時に一番理想と現実のギャップは出ると思う。

徳井：テレビの後ろの延長コードに、ドライヤーとかのコンセントがささりっぱなしで、そこに毛がからまっている状態のやつ。あれ嫌やな。

すっちー：そんな子がなんぼ綺麗にしててもダメだなって。鞄の中身や部屋を見てがっかりすることのほうが多いですね。部屋きれいな子は少々ブサいくでも、なんかいいなと思う。