「共感百景」はさまざまなジャンルの出演者たちが発表するあるあるネタ=“共感詩”の中からもっとも共感を誘った1編を最優秀共感詩として認定する催し。今シリーズは既報の通り全8回で届けられ、錦鯉・渡辺、三四郎・小宮、ヒコロヒー、ハナコ秋山、ザ・マミィ林田、ラランド・サーヤ、尾崎世界観(クリープハイプ)、呂布カルマ、富田鈴花(日向坂46)が初参加するほか、吉田靖直(トリプルファイヤー)、マンガ家の清野とおる、大橋裕之といった常連メンバーも登場する。
劇団ひとり、東直子、佐久間宣行 コメント
収録の感想
劇団ひとり:「共感百景」はよくイベントでやっているんですけど、イベントの空気感そのままで収録できました。テレビで収録したのは6年ぶりだそうです。今回はParaviですけど。メンバーは初参戦の人が多い中、6年前に出ていた人がいて、それもすごいですよね。
東直子:久しぶりに「共感百景」ができてうれしかったです。やっているうちにその場で会話を交わし合う、ライブのような楽しさでできて充実した時間でした。
佐久間宣行:地上波で特番を何回かやらせていただいて、そこからなかなかテレビでは機会がなかったので、シリーズで8回できるのはすごくうれしいです。尾崎世界観さんなど来ていただきたかった人にも念願叶って来ていただけました。
印象的な場面
劇団ひとり:呂布カルマさんに問題発言がありました(笑)。世間に一石を投じるというか、芸能界、アイドル業界に激震が走るかもしれないです。何があったのかヒントを言うと「再現料理」に近い感じです。
東直子:トリプルファイヤーの吉田靖直さんと、大橋裕之さんはやっぱり強いなという感じです。2人とも優勝経験があって、場面の切り取り方、その場に合わせた言葉のチョイスがとても絶妙で、「この題でこんな角度から攻めてくるのか」と。その場面がじわっと浮かんできて、笑っちゃうんだけど、ちょっと切なくて泣きそうにもなるんです(笑)。笑いと泣きが同時に起こる。心を突かれる感じがよかったです。
芸人の活躍
劇団ひとり:初登場が多かったですけど、みんな初めてとは思えないくらい、いい作品を考えてくれました。芸人なので、ちゃんと笑いも獲りつつ、共感もしてもらうという路線からズレずに。僕は、ほぼ世代が一緒な錦鯉の渡辺さんに共感したことが多いかな。1個、かなりウソくさい作品もありましたけど(笑)。
東直子:芸人さんは面白かったですし、人間の捉え方が素敵だなあと。私はヒコロヒーさんの作品が好きでした。詠み手には男の人のほうが多かったんですけど、女子の世界ならではの微妙な心理のせめぎあいをすくい取っていました。
佐久間宣行:6年前の特番には麒麟・川島さんや博多大吉さん、ピース又吉君という今となってはベテランの方が出ていたんですが、今回は、ザ・マミィ林田、ラランド・サーヤ、ハナコ秋山といった若手の芸人が入ってきてくれました。若手の共感詩をぜひ観てほしいです。
視聴者へ一言
劇団ひとり:共感する作品もあれば、まったく共感できないものもあり(笑)、自分好みの共感詩を発見していただければと思います。
東直子:いろんな技術を持っている方が、いろんなジャンルから集まって、言葉だけで勝負してこんなに面白い時間が作れている。皆さんに一緒に楽しんでいただければうれしいです。
佐久間宣行:ずっと企画を出していて念願だったので、配信で復活できてうれしいです。笑えたり胸を締め付けられたり、そんな切り取り方があるんだ、という新しい表現がたくさんあります。全8回、楽しんでいただければと思います。
お笑いナタリー @owarai_natalie
劇団ひとり「錦鯉渡辺さんに共感した」佐久間Pの念願も叶う「共感百景」本日配信(コメントあり)
https://t.co/Wrzmp0d2DO https://t.co/fU98zvCdd1