子役オーディション開催、茂造の少年時代が遂に明かされる

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本日3月9日、大阪・吉本興業にて、吉本新喜劇座長を務める辻本茂雄による芸能生活25周年記念公演「茂造の閉ざされた少年時代」の上演が発表された。

芸能生活25周年記念公演「茂造の閉ざされた少年時代」を上演する、吉本新喜劇座長の辻本茂雄。関西の茶の間に定着した茂造キャラについて「最初は博士の設定だったんです。それがウケて、彼が一般社会に出たらどうなるのか?という発想から、現在のキャラクターになりました」と説明した。(c)吉本興業

芸能生活25周年記念公演「茂造の閉ざされた少年時代」を上演する、吉本新喜劇座長の辻本茂雄。関西の茶の間に定着した茂造キャラについて「最初は博士の設定だったんです。それがウケて、彼が一般社会に出たらどうなるのか?という発想から、現在のキャラクターになりました」と説明した。(c)吉本興業

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「茂造じいさん」は、辻本が劇中で演じる人気のキャラクター。口の減らない元気なお年寄りで、いつも周囲をドタバタに巻き込んでいる。2009年2月には「茂造~閉ざされた過去~」を上演。翌2010年3月には松竹新喜劇代表の渋谷天外を迎え「茂造~閉ざされた過去・完結編~」と題した公演を行い人気を博した。

25周年という節目の年を迎えた辻本は「今はなき心斎橋筋2丁目劇場から始まり、平成元年の『やめよっカナ?キャンペーン』から新喜劇に入りました。このとき100人以上の人が一緒に入りましたが、上演する劇場はたった2つ。すごいサバイバルでした。でも、ここに参加できたことで、芸人として強くなれたと思います。僕を芸人として育ててくれた新喜劇を、これからも大切にしていきたい」とコメント。今回の舞台に関しては、「過去2回同様、自分自身で作・演出・出演をすべて行います。既に打ち合わせを始めており、また違う茂造の一面を見せられるのではと、今から楽しみにしています。第1幕では茂造が登場する大爆笑の新喜劇を、第2幕では過去に戻り、ちょっと濃い感じのお芝居を披露します」と意気込みを語った。

さらに茂造の少年時代を演じる子役オーディションを開催することが決定。「今回は、笑いをとったり、茂造の父親役を演じる僕との2人きりの泣きの芝居もあります。しかも2時間の長丁場。体力と精神力を兼ね備えた子どもたちに応募してもらいたいですね。ただ、一番大事なのは元気なこと。元気に演じられれば、舞台でお客さんの注目を集められます。役者はお客さんに見てもらってナンボ。元気のいい、茂造を好きな子どもたちの応募を待っています」と応募を呼びかけた。

チケット発売は明日3月10日から。オーディションの詳細は吉本新喜劇のオフィシャルサイトで確認しよう。

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