これはプライベートでウォーキングを日課としている日村がウォーキングの魅力を存分に伝える健康促進番組。今年7月に同局で単発で放送された番組のレギュラー化だ。日村は写真を撮ったり街の面白ポイントを楽しんだりしつつ、「ウォーキングの最後には自分へのご褒美として大好きな蕎麦を食べる!」といったオリジナルコースを紹介する。
レギュラー初回は「大東京を見せたい」と話す日村が渋谷、原宿、表参道をウォーキング。各地の風景や建物、意外な癒やしスポットを紹介しながら、独自の視点で組み立てた楽しいウォーキングコースを歩く。
バナナマン日村 コメント
──日村さんのウォーキング歴は?
3年ぐらい経ちますね。今は、仕事現場にはほとんど歩いて行っています。それこそ週5とか6とか7とか。完全に趣味になりました。ロケで地方に泊まったら、その地域にどんなお寺があるのか調べて朝に1時間ぐらい歩いています。
──ウォーキングを始めたきっかけは?
実はツッチー(土田晃之)がきっかけの1つです。ある番組で彼と15kmぐらい歩いたんです。ツッチーは同い年ですけど、以前からウォーキングをやっていて、健康体だし歩くのも速い。当時、僕はまだ始めていなかったので付いていけませんでした。それでも結構楽しくて、歩くことが自分に合っているなと思うようになったんです。
結婚も大きなきっかけだと思います。夫婦でニューヨークへ旅行に行ったとき、奥さんがめちゃくちゃ歩くので、向こうでタクシーは1回も乗りませんでした。そのとき、歩くことが楽しかったんです。当時、今より太っていて、膝も痛くて、これ以上太ったらどうなるんだろうと思っていたので、歩いてみようかなと始めました。5年ぐらい前は100キロ近くあって、ウォーキングを始めて10キロ以上落ちましたね。
──もともと凝り性ですか?
飽き性です(笑)。こんなにハマって続けられているのは、たぶん初めてだと思います。健康促進目的のウォーキングもいいですけど、「途中に蕎麦屋があるな」とか「あの店の唐揚げがうまいな」とか、そういうことを目的に「ついでに歩こうか」でいいと思います(笑)。それと僕の中には、ちょっとした旅行感覚もありますし、何よりウォーキングはタダですから。どこでも楽しめるし、こんなに安上がりな趣味はないと思います。
──前回の反響は?
収録では普段通り歩いていただけで、「本当にこれでいいのかな」と思いながらやっていたんですけど、スタッフさんたちが素敵に仕上げてくれました。放送前に友人や親にも「見てね」と伝えていて、友人から「あんなに立ち止まるなんて、ウォーキングじゃないよ」とお叱りを受けました(笑)。ジャンプして写真を撮るのをはじめ、全部普段やっていることです。それが今度はレギュラーになるなんて信じられないですね。
──この番組をきっかけに「ウォーキング芸人」と呼ばれるかもしれませんね。
民放BSさんが一堂に会した番組で、バナナマンが司会をやらせていただいたとき、自分の趣味や特技を番組にされているタレントの方が結構いらっしゃってうらやましかったんです。年齢的にもBSのこだわりのある番組を観るのが好きになって、調べたら散歩番組は結構ありますが、ウォーキングの番組ってあまりなくて。そんなことをこの番組のプロデューサーさんに話したら、あっという間に形にしてもらえて、うれしい限りです。
──視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
自分の大好きな趣味のウォーキングがレギュラー番組になって、本当にうれしく思っております。この番組は「街ブラ」でなく、あくまで「ウォーキング」の番組を目指しています。「歩く」ことの素晴らしさを皆さんに伝えたいです。レギュラーになってもそれは変えずに、奇をてらうことなく、「なんかいいね、この番組」と思われるような番組を作っていきたいです。淡々と僕が歩き続けているのを見てもらえたらうれしいです。
僕は東京そのものが好きなんです。東京を歩きたい。レギュラー初回では渋谷・原宿・表参道を歩く予定です。この番組では“大東京”を見せたいですし、もっと壮大なことを言うと絶対、ニューヨークに行きたいです! なんとかそこまで続けたいと思っています(笑)。
関連記事
お笑いナタリー @owarai_natalie
バナナマン日村「ウォーキングのひむ太郎」レギュラー化、初回は「大東京を見せたい」(コメントあり)
https://t.co/XV0PQ2Rm3z https://t.co/ZnHVkstpXu