“なんそれ！”満載のZAZY単独ライブ、観客も舞ったカオスな祭り

昨日8月10日、ZAZYが単独ライブ「ZAZY LIVE GOLD『TOTETSUMONAI SHINING EMERALDER』」を東京・ヨシモト∞ホールで開催した。

同ライブでは開演前から、銀色のコスチュームをまとったグリフォン國松がステージ上で幻想的な音楽に合わせてダンスを披露。公演が始まると、現役ソプラノ歌手の芸人・ミッチェルが「アメイジング・グレイス」を歌う中、緑色の衣装と黄金の翼をまとったZAZYが登場し、うっすらと微笑みながら無言で客席を見渡した。

ZAZYはまず、犬や納豆の画像を後ろのスクリーンに何度も映し続ける不思議なネタを披露。同じフレーズの反復で会場全体をトリップ状態にしていく。1本目のネタが終わると彼は何事もなかったように「ご来場ありがとうございます！」と挨拶。スクリーンに流れている砂漠とサツマイモの映像にも触れ、「開演早々、喉が渇くVTRを流させてもらっています。非常に喉が乾いてまいりました」とコメントした。

その後、ZAZYは多種多様なフリップネタや映像ネタを展開。ネタの転換中にも一筋縄ではいかない演出が用意されており、客席に笑いとざわめきが常に充満する。観客参加型のネタ「なんそれ大舞祭」も行われ、ZAZYが「なんそれ！」と思ったことを発表するたびに、「なんそれ！」と書かれた扇子を持った観客が“舞い”で呼応。ヨシモト∞ホールがカオスな祭り会場へと変貌していた。

終盤に突入すると、トニーフランクの伴奏に合わせたネタ、ミッチェルによる「絹江にパンパン」歌唱も。最後は紙吹雪が舞う中、ZAZY渾身の「なんそれ！」が飛び出していた。エンディングではライブに携わった面々が集結。ZAZYは彼らと談笑しつつ、最後は股間に伊勢海老が入っていたことを明かしてライブを終了した。

「ZAZY LIVE GOLD『TOTETSUMONAI SHINING EMERALDER』」は8月17日（火）15時半までアーカイブ配信中。チケットはFANY Online Ticketで販売されているので、ライブの全貌をぜひチェックしてみよう。