「KOCツアー2010」東京公演開催、ファンサービスに歓声

昨日1月19日、メルパルク東京ホールにて「キングオブコントツアー2010」東京公演が行われた。

昨年「KOC2010」予選5会場でMCを務めた永井佑一郎が進行する中、10組の芸人がコントを披露した。

全ネタ終了後には抽選会が実施され、当選したファンにはプレゼントのほか出演者全員との握手会も。ジューシーズ児玉は全員とハグを敢行、多くの女性客からは悲鳴にも似た歓声があがった。

開演前にも芸人たちはバックステージで、ファンと記念撮影や握手会などを通して交流。サービスたっぷりの1日となった。

本ツアーは今後、新潟、名古屋、大阪で公演が行われる。

なお、今回の東京公演で行われたネタは以下のとおり。

●ジャングルポケット
動物園の飼育員コント。斉籐がゴリラのハナコへの愛を語る。

●ジューシーズ
2人の刑事と立てこもり犯が、ひたすら言い間違いを続ける刑事コント。

●トータルテンボス
大村が「手の長い転校生」に扮するネタ。メルパルク東京ホールの広いステージをフル活用した。

●カリカ
ヤクザの内紛。早口でうわ言をまくしたてる家城のアドリブとも演技ともつかない暴走を、林が必死で食い止める。

●COWCOW
多田が繰り出す一発ギャグに、山田よしが淡々と一言コメントを添える構成。舞台照明などの凝った演出が多田のギャグに深みを与えていた。

●ザ・プラン9
ぶ厚すぎる台本が覚えられない劇団員が四苦八苦するネタ。後のMCでは、なだぎ武が小道具の拳銃を持たずにステージへ登場していたことが判明した。

●野性爆弾
「どうもー！」と舞台に登場してひと通り立ち話を繰り広げたあと、あらためてコントを開始。ロッシーが1人で舞台に残り、川島がほとんど声のみの演技でロッシーや客席を翻弄していた。

●ピース
チンピラの兄貴分・綾部と舎弟・又吉が、とある夢に向かってステージ上で晴れやかなパフォーマンスを披露。2人は終演後も握手会でファンと交流していた。

●ラバーガール
足裏マッサージカフェの店員・大水の淡々とした傍若無人ぶりに、客の飛永が困惑しきり。KOC2010決勝5位の実力を見せつけた。

●バッファロー吾郎
KOC初代王者の2人。竹若がとある有名アニメキャラに扮した家庭教師を演じ、学生役の木村を呆然とさせた。