彼ら3組を担当するマネージャーが企画したこのライブでは、事前にファンも交えて行われた打ち合わせ配信でその内容を決定。各コンビのネタのあと、コロチキ・ナダルとすゑひろがりず三島のコンビ「コロコロポリポリペッパーズ」、すゑひろがりず南條、ななまがり森下、コロチキ西野のトリオ「5678」、ピンの「はつぴんア・ラ・モード」ことななまがり初瀬が登場した。
ネタの前には各組がそれぞれ打ち合わせする様子もVTRで上映され、コロポリはナダルが「ネタ合わせのとき口数が減る」ということをあらかじめ宣言。相方カサルこと三島を苦笑いさせる。5678は「スタイリッシュコント集団」のような期待を寄せられていることをプレッシャーに感じているようで、「スベったとき一番恥ずかしい」「全編フランス語でやる?」などと苦悩を見せた。はつぴんは反対に、期待されていないにもかかわらずピンネタをしなければならないことにうなだれる。VTRにはお題であるロボットダンスの練習に取り組む姿もわずかに収められていた。
そんなネタ合わせを経て、まずはコロポリが皮膚科に行く練習をする漫才を披露。自信のなさが出てしまう場面もありながら、お互いの個性を発揮してしっかりと会場を沸かせる。続いては5678が暗転板付きの状態で語り始め、中央にいる西野にスポットライトが。3人のキャラクター性も雰囲気たっぷりで、客席を釘付けにしながら「サイコパス」というテーマに合わせたストーリーを展開した。
ラストを飾ったのははつぴんア・ラ・モード。緊張のためか「たかぴん」と本家を名乗ってしまうミスもあったが、お題となっていた大道芸やロボットダンスを取り入れたパフォーマンスを繰り広げる。「一度きり」と決められていた初瀬得意の「なんじゃい!」が会場に響き渡ると大きな拍手が送られ、無事に全組のステージは終了した。
エンディングでは安堵した表情で感想を述べあい、西野は「最後暗転したとき千秋楽が終わった感じした」と手応えを明かす。エチュード的な部分もあったといい、南條は即興のツッコミで成立させた西野に感謝した。初瀬は「5678のオチが決まった瞬間震えた。3分ネタの量じゃない汗かいた」と満身創痍。一同はそんな初瀬だけを残してステージをあとにし、はつぴんのロボットダンスを“おかわり”する。ロボットダンスをやり切った初瀬は、閉まっていく幕の隙間から最後に渾身の「なんじゃい!」を響かせた。
このライブは明日6月18日(金)正午までオンライン視聴チケットの購入が可能。アーカイブ配信は同日19時まで楽しめる。また、6月21日(月)21時から実施されるZoomを使った打ち上げ配信の追加販売が決定した。こちらの購入受け付けは、明日午前中よりFANY Crowdfunding「吉村派遣会社」にて。各ユニットがどんな反省を口にするのか、賑やかになりそうな打ち上げにも参加してみては。
ななコロび八起き打ち上げ配信
日時:2021年6月21日(月)21:00~22:00
180名分追加販売。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
【ライブレポート】はつぴんア・ラ・モード渾身の「なんじゃい!」ルミネに響く「ななコロび八起き」(写真15枚)
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