ひとり芸日本一決定戦「R-1グランプリ2021」決勝生放送のMCを
この決勝は今年3月に関西テレビ・フジテレビ系で「U-NEXT PRESENTS R-1グランプリ2021」として展開される予定。「R-1グランプリ」は19回目の今大会より「R-1ぐらんぷり」から現在のカタカナ表記となり、ロゴが刷新されたほか、出場資格が芸歴10年以内に改められるなど大リニューアルが実施されている。霜降りの2人は「R-1」となじみが深く、粗品はアマチュア時代から挑戦し続けて2019年に念願の優勝を果たした。せいやも2018年に敗者復活から決勝進出している。
MC就任について2人は「すごい角度からのありがたい話やなと思いました。個人的に『R-1グランプリ』めちゃくちゃ好きで、芸人随一の『R-1』好きです。だから光栄ですし、めちゃくちゃ楽しみですし、プレッシャーも感じています。がんばりたいです」(粗品)、「相方は優勝していますし、僕も決勝行かせてもらっているので、ありがたい話ですね。経験しているぶん、雰囲気とかわかるじゃないですか? 結果がいい人ばかりではないので、あかんかった人の盛り上げもがんばりたいです」(せいや)と話す。新たな出場資格について粗品は「ガラっと変わるんじゃないですか。より粗削りな、今までで一番“めちゃくちゃ”な大会になったらいいな」と語り、「スターがより多く生まれる大会にできたらいいですよね。超若手がテレビでネタをするということですから、大スターが現れてほしいなと思います」と期待を述べた。
霜降り明星 コメント
──MC就任の話を聞いたときの率直な感想は?
粗品:驚きましたね。MCをさせていただけるのか、すごい角度からのありがたい話やなと思いました。個人的に「R-1グランプリ」めちゃくちゃ好きで、芸人随一の「R-1」好きです。「99人の壁」(フジテレビ系)のオファーがきたときも、テーマを「R-1」でアンケート返しましたから。それくらい好きです。だから光栄ですし、めちゃくちゃ楽しみですし、プレッシャーも感じています。がんばりたいです。
せいや:相方は優勝していますし、僕も決勝行かせてもらっているので、ありがたい話ですね。経験しているぶん、雰囲気とかわかるじゃないですか? 結果がいい人ばかりではないので、あかんかった人の盛り上げもがんばりたいです。自分がそうやったんで(苦笑)。ネットで“四次会芸”って言われてました。だから“四次会”みたいな空気になった人も助けられるMCをしたいと思います。
──賞レースのMCをされることについてはいかがですか?
粗品:賞レースのMCをするって考えたことがなかったので、責任を感じますね。「ちゃんとできるかな?」という不安もあるので、しっかり準備して臨みたいと思います。
──「R-1グランプリ」の魅力とは?
粗品:“ひとり芸”って種類・ジャンルがめちゃくちゃ多いと思うんですよ。種類が豊富っていうのがほかの賞レースにはなくて、より個性が出まくっている大会という感じがします。
せいや:“ひとり芸”って、よりコアなお笑いのジャンルだと思います。漫才とかコントは浸透していると思うんですけど、「R-1」のほうがお笑い的には“深み”があるといいますか。
──「R-1グランプリ」を勝ち抜くコツを教えてください
せいや:僕は敗者復活から決勝にいったんですけど、「人とかぶってない」というのはあったかもしれないですね。あんまりほかの人がやっていないジャンルのほうが上がりやすいのかなと、あのときは思いました。
粗品:僕はフリップ芸人なので、フリップを使ったネタをされる方には言いたいんですけど、準々決勝以降は画用紙のサイズ「半切」以上じゃないと厳しいですね。だいたい、「四切」で勝負するんですけど、それは2回戦までかなと。線の太さも、思っているよりも太くしないと見えないです!
──今大会から出場資格が芸歴10年以内となりました、どんな戦いになると予想されますか?
粗品:ガラっと変わるんじゃないですか。まず顔ぶれが変わりますし。これがいいほうにでるか悪いほうにでるかわからないですけど、より粗削りな、今までで一番“めちゃくちゃ”な大会になったらいいなという期待感がありますね。
せいや:MCが固いと大会も固くなってしまうので、大会の空気を柔らかく、出場者がネタをやりやすくなるような大会にしたいです。雰囲気を変えていきたいです!
──どんな「R-1グランプリ」にしたいですか?
粗品:やっぱりスターがより多く生まれる大会にできたらいいですよね。僕らができるような話じゃないと思うんですけど。超若手がテレビでネタをするということですから、大スターが現れてほしいなと思います。
せいや:とにかく話題になってほしいですね。僕らがMCするというのは不安もあるんですけど、話題性はあると思うので、みんなで「R-1」の勢いを付けていけたらと思います。
──視聴者の皆様にメッセージをお願いします
粗品:今年から「R-1グランプリ」リニューアルということで、温かい目で見ていただきたいです。“進化”した「R-1グランプリ」になればいいなと思うので、ぜひみなさん生放送をご覧ください!
せいや:今回大役のMCで恐縮しているのですが、これをステップアップにして、審査委員長の座を狙いたいと思います(笑)。
粗品:“四次会芸”の人が審査委員長!?
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