本日9月27日、東京・タワーレコード渋谷店B1F STAGE ONEにて、
今月23日に放送された「キングオブコント2010」(TBS・MBS系)決勝では、キングオブコメディが見事優勝、ラバーガールも5位の結果を残している。東京03も昨年2009年のKOC覇者。3組は全員同じプロダクション人力舎に所属しており、KOCの興奮覚めやらぬ中でのアットホームなイベントとなった。
イベントに先駆けて行われた記者会見では、東京03飯塚が「今日はキングが主役。旬ですから。我々も乗っかっていきたいなと思ってます」と王者をたたえるコメント。同じ事務所から2年連続でチャンピオンが出たことについて東京03豊本は「吹けば飛ぶような事務所で……」と卑下したものの、キング今野は「たまたま才能のある人間が集まってます」と誇りを覗かせてた。
KOCの優勝賞金1000万円について、事務所に賞金の大半を差し引かれることについては飯塚が「昔からのしきたりなので」と諦めムードで言うと、東京03角田は「そっち(キング)はまだ2人だけど、こっちは3人組だから3等分になる」とボヤき節。KOC放送中に「もし優勝したら賞金は父親の借金返済に当てます」と述べていたキング高橋は、優勝翌日の父親の様子について「『明日から毎朝起こしてあげる』と言われました。あれは完全に息子のヒモになるつもりですよ」とその変貌ぶりに戦慄していた。
KOC5位のラバガ飛永は「本当に悔しいです。でもキングオブコメディに負けるなら仕方がないですね」とまじめな発言。しかし一方では「日本でコント5位なのになぜか肩身が狭い」と渋い表情を浮かべていた。ラバガ大水は「2011年に僕らが優勝すれば人力舎で3連覇ですから」と来年に向けた野望を語っている。
それぞれがリリースした最新DVDについて大水は「パッケージにネコが写っているのでネコ好きな人は買って欲しい」とアピール。今野は「あのチャンピオンのコントが見られますよ!」とあくまで不遜な態度を貫いて笑いを誘った。角田は「コンビよりトリオのほうが1人多いぶんコントに膨らみがある」とほかの2組に対抗意識を燃やしていた。
イベントには注目のコント師3組が集結するとあって大勢のファンが来場。キングが「レンタルビデオ店」のコントを披露したほか、03とラバガも加わった3組がトークを繰り広げた。KOC決勝2本目のネタで高橋がセリフを噛みまくっていたことについて、高橋自身は「こんなに相方がテンパってるのに、なんでそんな冷静なんだ!」と今野に逆ギレ気味だったことを告白。そのほか高橋のニックネーム「パーケン」があまり世間に浸透していないことについて、飯塚が「グーケン、チョキケン、パーケンで3人組を結成するといい。で、パーケン(高橋)はチョキケンに改名しよう!」とややこしい提案をするなど、王者キングを中心としたトークに会場は終始笑いに包まれた。
ラバーガールはDVD「ラバーガール ソロライブ『キャット』」、東京03はDVD「第10回東京03 単独ライブ『自分、自分、自分。』」、キングオブコメディはDVD「キングオブコメディ第6回単独ライブ『葉桜』」を、それぞれ同じ9月22日リリースしている。
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