TBSラジオの大型イベント「RADIO EXPO ~TBSラジオ万博2020~」で「
「即席フィーリングラジオ」と題したこの企画ではアルピー平子が進行を務める中、8人がラジオで組んでみたい芸人の名前を挙げ、相思相愛となったカップルだけが即興でオープニングトークを繰り広げることに。彼らは自己PRをしたあと、本来の相方以外に希望するパートナーをフリップに書いて提示した。アルピー酒井は田中のニックネーム「ウーチャカ」を記して「1択です!」と強烈にアピール。その田中も「チャンサカ」とやはり酒井のニックネームを書き、見事にカップル誕生となった。2人が決めたラジオ番組のタイトルは「ウーチャカチャンサカのチャンチャカチャン大放送」。そのOPトークをステージ上に設営された即席ラジオブースで繰り広げ、野球や麻雀といった共通の話題で盛り上がった。
もぐらが太田とのカップルを希望した際には、平子もいわゆる「ちょっと待った!」状態で太田と組むことを望み、太田は「誰も挙げてくれないかと思った」とホッとした様子。2人からの支持を受けて注目が集まる中、太田は現在ニュースの渦中にいる女優名を提示するボケで会場の笑いを巻き起こす。その後、改めて「もぐら君が最初から大好き」と話す太田ともぐらの「爆笑もぐラジオ」がスタート。太田は話す隙間を与えない勢いでもぐらをいじり倒し、それを後ろで聴いていた田中が「俺とラジオをするときは、こんなに楽しそうじゃない。手数が多かった」と悔しそうにしていた。なお、うしろシティは2人共に空気階段かたまりを指名したが、かたまりは「川崎のケンカを学びたかった」という理由で酒井を選んでおりカップルは成立していない。
空気階段、うしろシティ、アルピーの3組が「秘蔵ネタ解禁ライブ」と題し、さまざまな理由でお蔵入りとなっていた自身のネタを再び披露するコーナーも実施された。特に盛り上がりを見せたのは、アルピーが「お笑い界に激震を走らせすぎた」という理由であまり披露していない「忍者になって巻物を取りに行く」ネタ。「THE MANZAI 2012」決勝で大きな笑いを呼んだこのネタだが、今回は平子が映画の「応援上映」ならぬ「応援漫才」にアレンジすることを冒頭に宣言し、声援や罵声をネタ中のアルピーへ送るよう来場客へ求めた。客席を左右にわけ、それぞれ平子と酒井を応援するようテンション高く煽る平子の熱気に呼応するかのように、会場のリスナーからは「平子うるせーぞ!」「帰れ!」「やめちまえ!」といった罵声が続出。酒井コールや酒井への黄色い歓声も沸き起こり、フェスならではと言えそうな異例の漫才はリスナーたちを過剰に巻き込んだ。
「爆笑問題カーボーイ」ステージの序盤には
「水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論」の人気コーナー「子供達を責めないでV(ファイブ)」の出張版も展開され、爆笑や山里も含めた芸人たちが次々と“子供師匠”によるダメ出しやムチャぶりの餌食に。そのほか爆笑とアルピー共に先週の番組内で大いに語った「としまえん」の閉園についてもトークがヒートアップするなど、タイムリーな話題やサプライズ満載のステージとなった。神奈川・パシフィコ横浜 展示ホールで2月10日と2月11日の2日にわたって開催された「RADIO EXPO ~TBSラジオ万博2020~」は、「爆笑問題カーボーイ」のステージにて引き続き実施されたグランドエンディングや木梨のライブをもって終了。グランドエンディングには「RADIO EXPO」に出演した、
関連記事
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“アルピー酒井は田中のニックネーム「ウーチャカ」を記して「1択です!」と強烈にアピール。その田中も「チャンサカ」とやはり酒井のニックネームを書き、見事にカップル誕生”/ウーチャカ&チャンサカ、爆笑太田&もぐらのカップル成立! https://t.co/mBiSmrNMdr