ビスブラが1番手でガッツポーズ「第9回ytv漫才新人賞決定戦」ネタ順決定

来月3月1日（日）に生放送される「漫才Loversスペシャル 第9回ytv漫才新人賞決定戦」（読売テレビ）のネタ順が決定した。

芸歴10年以内の漫才師を対象にしたお笑い賞レース「ytv漫才新人賞決定戦」。その予選を勝ち上がった6組が、大阪・読売テレビで本日2月10日に行われた抽選会でのくじ引きの結果、ビスケットブラザーズ、カベポスター、ニッポンの社長、蛙亭、マユリカ、紅しょうがの順にネタを披露することとなった。

トップバッターのビスケットブラザーズは、きんが引き当てた1番のカードを見た原田が「よっしゃー！」と大きくガッツポーズ。きんは「ここで1番を引いたのも何かあるということ。マジでトップバッターから優勝を狙っていきます」と話し、原田も「数字の1を見て喜ばないような人間にはなりたくないと思っていたんで、1を引けてうれしいなという気持ち。あと、中川家さんとか兄弟漫才師が強いので、コンビ名に『ブラザーズ』と付いている僕らも兄弟のふりしてがんばりたいと思います」とボケつつ気合いを見せた。

2番手のカベポスターは、永見が「川の流れのような漫才を見せます」と自己PRしたほか「僕の中ではライバルは裏番組です」とボケてみせ、浜田が「お前は視聴率気にせんでエエわ！」とすかさずツッコむ。3番手は今回がラストイヤーとなるニッポンの社長で、一昨年は決定戦に進出して3位だったことから、ケツが「2年前に忘れてきたものを獲りにいくだけです」と闘志を燃やす。一方の辻がコンビのアピールポイントについて「最初フリを作って最後すべて回収するという構成力」とボケ交じりに語ると、ほかの芸人たちから一斉にツッコミが。4番手の蛙亭は、岩倉が「大きい声で言います。絶対に優勝します！」と宣言し、「男女コンビならではの個性が出せたらいいなと思ってます」と意気込みを述べる。一方の中野は「付き合って6年になる彼女がいるのですが、決勝に出られたのでプロポーズすることは確定です。これで優勝したらOKも確定だと思うので、ぜひ優勝したいと思います」と明かし、「楽しいネタができたので、当日100点のパフォーマンスが出せたらいけるんじゃないかなと思います」と自信を覗かせた。

5番手のマユリカは、中谷が「吉田たちさん、霜降り明星、からし蓮根と4組でずっとユニットライブをやってきていて、僕らだけこの賞を獲ってない状態なので、気合いが入ってます。がんばります！」と意欲を見せる。ネタ順のカードを引くときから終始ボケていた阪本は「順番的にはいいなと思います」と静かに語り、締めにセキセイインコの真似をして笑いを誘った。トリは2年連続で決定戦に出場する紅しょうが。稲田は「ビスケットブラザーズが1番だったら視聴率的にこの賞レース終わるなと思ってたんですが（笑）、とりあえずカベポスターからがんばっていただいて、最後で盛り上げたいと思います」と笑わせつつも気合を隠さない。熊元プロレスは「優勝も賞金の100万円ももちろん欲しいですが、優勝特番では男の人を集めて、笑かしたら1枚ずつ服を脱いでいくという企画をやってもいいと聞ききました。なので、私が一番欲深いと思うし勝てると思います」と熱意を語った。

「第9回ytv漫才新人賞決定戦」の総合司会は千鳥と田中みな実。審査員を務めるのは、審査員長のオール巨人をはじめ、ハイヒール・リンゴ、ブラックマヨネーズ吉田、アンタッチャブル柴田、木村祐一とマスコミ審査員10名だ。果たして9代目王者となり賞金100万円を手にするのはどのコンビなのか。