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世界に挑戦、さらば森田「モルック託された使命感がある」フィンランド大使館で壮行会

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キングオブモルック。左からみなみかわ、さらば青春の光・森田、タイーク金井、山口順氏。

キングオブモルック。左からみなみかわ、さらば青春の光・森田、タイーク金井、山口順氏。

さらば青春の光・森田率いるモルックチーム「キングオブモルック」が日本代表として8月17日(土)から18日(日)にかけてフランスにて開催されるモルック世界大会に出場する。本日8月6日、東京・フィンランド大使館にて壮行会が行われた。

フィンランド発祥のモルックはモルックと呼ばれる木の棒を点数の書かれた木製のピンに向かって1チーム4人が順番に投げ、合計50点ちょうどを目指す競技。1997年にフィンランド大会が初開催され、ヨーロッパでの普及を受けて2004年からは世界大会と銘打ったイベントへと発展した。日本では2011年に日本モルック協会を設立。現在はフィンランド、フランス、ドイツ、エストニア、日本、チェコ、スペイン、トルコ、香港がフィンランドモルック協会(FIMA)に加入している。子供から高齢者まで、誰でもプレイできることから、フィンランドではボードゲームのような感覚で広く親しまれているスポーツだ。

サンドウィッチマン富澤の助言がきっかけでモルックを始めた森田。モルック協会に電話し、練習会に参加して30分後には東京カップで4位に入賞した。そこで優勝した世界大会経験者でもある山口順氏に声をかけ、タイーク金井、みなみかわと共にキングオブモルックを結成。予選などはなく、世界大会には“やる気”と決勝開催地への渡航費さえあれば出場できるということで、参加を決意した。

本日の壮行会ではほかの日本代表チームやフィンランド大使館のアリ・ホンカネン一等書記官、ミーア・ラハティ公使参事官らを交えて親善試合を実施。大使館の中庭をフィールドに見立て、和やかなムードでモルックを楽しんだ。いつも練習しているグランドとは違う芝生というフィールドに苦戦したキングオブモルックのメンバーは、3人連続の失投により失格になってしまうひと幕も。「ワンモアチャンス!」と懇願して再開すると、調子を掴んだのか華麗なショットを決めて勝利していた。

仕事に余裕があるときは週に2~3回程度集まって練習し、ときには早朝から7時間の練習に没頭することも。五反田の公園で夜遅くに練習していると、「木のこすれる音がする」と警官が様子を見に来たこともあった。キングオブモルックの活動が注目されることで、日本でのモルック認知も拡大している。森田は「モルックを広められるのは僕らだけ。託された使命感があります。いつかオフシーズンの東京ドームで“森田カップ”を開催したい」と壮大な野望を明かした。

競技歴3年ほどの山口氏によれば、それぞれ練習によって上達しているものの、まだ調子に波がある。とにかくモルックを水平に投げることを心がけている森田はミスショットをしても「今のは水平だった」と言い張り、みなみかわはどんなショットであろうと「当たればよし」という考え方。この2人が対立する中、金井は「森田さんは昭和のモルック。みなみかわさんのようにコントロール重視の令和のモルックをしないと」とみなみかわを支持する。しかし森田は「前は金井も水平派やった。また戻ってくるはず」と水平に投げる重要性を説き続ける。

大会の鍵となるのは、モルック独特の緊張感。意見が割れている彼らだが、誰がミスしようと責めずに温かい空気を保とうと結束している。山口氏は「誘ってもらった僕の役割は、皆さんを表彰台の一番上に連れて行くこと」と宣言。森田も「クラウドファンディングに協力してくれた皆さんの期待に応えるためにいい成績を残したい」と誓う。うしろシティ金子が優勝した「ヘヴィメタル編み物世界選手権」、ヒロシ、ベアーズ島田キャンプ、ウエストランド河本のチーム焚火会が出場した「サウナ温め選手権 世界大会」に続く、フィンランド関連大会“3部作”の締めくくりとしての意識もある。「(金子に対して)優勝されたら困るんですよ(笑)。でも本当に僕らの優勝は難しいんです。フィンランドのご老人たちが強すぎて、日本チームの最高成績がベスト16。60代のスター選手がいるらしいので、倒せるようにがんばります」と意気込んだ。

大会には約170チームが出場予定。1日目に予選で5試合10ゲームをプレイし、勝利数で決勝進出が決まる。

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