第1話に描かれるのは、主人公・上妻圭右(間宮祥太朗)と辻本潤(渡辺大知)が出会うところから。“学園の爆笑王”圭右が、関西出身で元高校生芸人の転校生・辻本にライバル心を抱き「打倒辻本」を掲げる。この第1話について語ったのは、劇団ひとりと同じ所属事務所の後輩で、「べしゃり暮らし」の原作者・森田まさのりともかねてより交流がある
タイムマシーン3号 コメント
──「べしゃり暮らし」第1話をご覧になった感想は?
山本:原作のマンガをずっと読んでいて、今回のドラマ化はとても楽しみでした。マンガでお笑いを描くのはすごいことだけど、生の声や熱量、表情の動きはドラマならでは。素晴らしい作品になっていると思います。
関:まずマンガで漫才の面白さを伝えるのがめちゃくちゃすごいこと。それが実写になると「圭右の表情はこういう感じになるんだな」「よくぞこの高いレベルで漫才をやれるもんだな」と。決して“お芝居漫才”じゃない。役者さんのすごさを感じました。拍手です!
山本:お2人(間宮祥太朗と渡辺大知)は絶対にお笑い好き。演技が半分演技じゃないというか、アドリブっぽくも見えます。ライブ感がありました。めちゃくちゃカッコよかった。
関:間宮くんと渡辺くんがやったら芸人がカッコよく見えちゃって、同じように芸人を目指す人が出てくると思う。我々のライバルが増えてしまいそうです(笑)。
──劇団ひとりさんの演出については?
関:事務所の先輩が森田先生の作品を手がけるのは後輩として誇らしいです。森田先生が我々のことを取材してくれたこともあるので、このドラマにも一滴くらいは我々の要素が入っているはず(笑)。
山本:“大河の一滴”です。
関:以前「笑×演」(テレビ朝日)という番組で僕らが書いたネタを役者さんが演じることがあって、それも高いレベルで面白い漫才だったんですけど、それをさらに突き抜けた感じがある。役者さんがやる、すごい漫才。
山本:しかも「笑×演」は、僕らがネタを提供したときの回で「ギャラクシー賞」(2017年4月度月間賞)を獲りましたよね。
関:だから「べしゃり暮らし」もギャラクシー賞3つか4つ獲るんじゃないですかね(笑)。
──「べしゃり暮らし」にお2人の芸人人生を重ね合わせて観ることはありますか?
山本:僕らは2人とも圭右たちのように放送室で「ウエイ!」というタイプではなく、技術や経験でなんとかしてきたんですけど。
関:どちらかといえば、ネタを考える辻本タイプです。
山本:圭右はとにかくネアカで、天才肌っぽくってうらやましい。お笑いのために生まれてきたような。圭右がライバルにいたらイヤですね。
関:我々コンビにもう1人、圭右がほしいです(笑)。
─第2話以降への期待は?
関:2人の漫才はこの先、どこまで上手になるんだろう?と。圭右のボケ方やコンビ間の距離もどんどん変化していくんじゃないかな。楽しみなんですけど、襟を正して真剣に観てしまいそうです。
山本:芸人を扱うドラマはありがたいですよ。原作を忘れてドラマを純粋に楽しめればと思います。
関:逆にドラマから先に入って、そのあと原作を読んでも楽しいですし。ひとりさんと森田先生、どっちがヒット作を出しても僕らはおごってもらえそうなので期待しています(笑)。
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土曜ナイトドラマ「べしゃり暮らし」
テレビ朝日系 2019年7月27日スタート 毎週土曜23:15~24:05
演出:
<出演者>
間宮祥太朗 / 渡辺大知 / 矢本悠馬 / 小芝風花 / 堀田真由 / 中川知香 / 駿河太郎 / 尾上寛之 / 浅香航大 / 徳永えり / 寺島進 ほか
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