働く大人が日頃感じるイライラやあるあるをコントにして笑い飛ばそうという「東京03の好きにさせるかッ!」。今回は「東京から見た関西 関西から見た東京」をテーマに、東京03と剛が「関西人らしからぬ関西人」と題したコントを披露するほか、笑いに関する関東と関西の違いなどについてトークを繰り広げる。
オフィスを舞台にしたコント「関西人らしからぬ関西人」では、関西から転勤してきた控えめな社員と、関西弁を話したがる同僚らのやり取りが展開され、軽快にエセ関西弁を操る文京区出身の男を東京03角田が熱演。一方、“関西のノリ”を過剰に期待されてしまう大人しい大阪出身者に剛が扮した。「ほんまにこういうことを経験した」という剛が自然体で演じたキャラクターに注目だ。
コント収録後、台本通りにセリフを追っていくことがプレッシャーで「ものすごく緊張した」と明かした剛。普段コンビで披露しているネタに台本はなく、「台本があると(次のセリフを)待つのがドキドキして集中できない。順番を壊したくなる」といい、東京03飯塚は「僕らはガッツリ台本を書くので真逆。適当なほうができないです!」と即興を得意とする中川家のスタイルに憧れのまなざしを注ぐ。一方で、ネタ作りに関して「着眼点が似ている」という2組。「見てもらうきっかけとしてわかりやすく入るけど、『そこ行くか?』みたいな狭いところを追求していくのは僕らも同じ」と剛は分析。収録中のトークでも同期のケンドーコバヤシ、ハリウッドザコシショウといった芸人の名前を挙げながら「女子高生にもわかるようにやれってずっと怒られてたけど、あのまんまを貫き通してた」と振り返っている。
今回の「東京から見た関西 関西から見た東京」というテーマから思い出されるのが、おぎやはぎが唯一の関東芸人として挑み、100人いた大阪会場の観客からたった9票しか獲得できなかった「M-1グランプリ2001」。これについては、同大会で優勝を果たしている剛が「恥ずかしかった」と同じ大阪の人間として情けなさを感じたと回想するのに対し、おぎやはぎの直属の先輩である飯塚は「爆笑でしたけどね!(笑) 『9』は衝撃でした」と語り草となっている伝説的なエピソードを笑い飛ばしつつ、「今はネットが普及していろんなものが観られるから偏見がなくなっている」と時代の変化を語った。
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- 東京03の好きにさせるかッ! - NHK
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中川家剛が東京03とラジオコント、2組の共通点は「そこ行くか?」の着眼点(コメントあり)
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