本日3月29日、東京・台東区民会館にて漫才協会による会見が開かれ、会長の青空球児、副会長の
漫才協会は東洋館で開催しているネタ公演「漫才大行進」に「30秒ネタ選手権」「かくし芸大会」「大喜利対決~熟考vs即興」「即興漫才」「師匠と語ろう」「ご長寿クイズ」「なんでも鑑定団」といった企画コーナーを新設。これらは平日の公演で実施予定で、土日祝日は現在行っている協会外の芸人が参加する「道場破り」を継続する。
新会員の面々は、既報の通り
会見では新会員たちが一芸と共に意気込みを披露。1人での出席となったハマカーン神田は「ハマカーンのヒマカーンのほうです」とボケを放ちつつ、「年を取っても漫才をずっとできる環境を考えたら漫才協会だ、と。劇場を持っていない事務所に所属しているので、こうして浅草で定期的に客前に立つっていうのは漫才師にとっては非常に大事なこと。メリットしかない」と語った。一方、磁石・永沢は「漫才協会絡みの仕事は事務所にギャラを取られないとオキシジェンから聞いた。それで乗っかりました」とゲスな一面を覗かせる。続くたかまつが「今お笑いのライブではなかなか長い尺のネタができない。(東洋館で)10分できるのは若手にとってはありがたい」と漫才協会ならではの強みを紹介すると、塙は「そういうことを言ってほしかったんだよ!」とふざけてばかりのベテランたちに視線を送ってみせた。
新会員の中でもっとも芸歴の浅いにゃんこスター・アンゴラ村長は漫才協会について「お客さんの層が幅広いので私たちもそこでネタをやることでいろんな人にウケるネタができたらいいなって思っています。『漫才』の『ま』の字も知らない、なわとびのことしかわからないので、師匠方の漫才を見て勉強したい」とコメント。漫才協会内の大会「漫才新人大賞」への参加意欲があるか問われると「賞レースがんばりたい気持ちはそんなに……。楽しくやっていいネタができたらなって思います!」と率直な気持ちを述べる。
三拍子、ヤーレンズ、ウエストランド、錦鯉といったメンバーを擁する清和漫才協会を率いてきたエルシャラカーニは、同協会の今後をどう考えているのか。セイワは「まだ決まっていない」としつつ、「清和漫才協会に浅草漫才協会を吸収するというのを将来の目標にしたいと思います! 中からぶっ潰してやろうと思います」と乗っ取り宣言。しかし青空球児から「面白いなあ、それは。いいことですよ。みんな漫才を志しているんだから。もしあれだったら考えましょう」と穏やかに返され拍子抜けしていた。
最後に青空球児は「漫才協会も変わらないといけないなということで、みなさんに力になっていただいて、大きくしていきたい。今度ともどうぞ東京の漫才協会、かわいがっていただきますようよろしくお願いいたします」と挨拶。「ゲロゲーロは?」と後輩たちに求められると、まったく声を張らずに「ゲロゲーロ」とつぶやいて会を締めくくった。
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浅草が変わるかも?!
すごいな!
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