本日1月30日、
「M-1グランプリ2018」優勝の実績を引っ提げて登場した2人はまず、芸人としての心構えに関する持論を展開。せいやは「最初から頂点を目指してやったほうがいい。全部が(ダウンタウン)松本さんに見られているくらいの気持ちでやってほしい」と語り、粗品は「コンビの人はお互いにリスペクトの気持ちを持つべき。ネタを考えてるほうが、考えてないほうに不満を持つみたいな話をよく聞くが『こいつがいないとコンビが成立しない』という考えを常に持つことが大切」とアドバイスを送る。
霜降り明星、ハナコ、濱田祐太郎といった昨年の賞レース覇者が“お笑い第7世代”と呼ばれているという話題では、せいやが「我々はダウンタウンさんという神様からだいぶ離れてきた世代なので、お二人からの影響を一切受けていない新しい笑いを作らなければいけないという思いがある」とコメント。さらに「上の世代の方々はキン肉マンやプロレスを使ってガンガン笑いを取ってきたが、僕らの世代にはそれがなかった。だからこそ僕らがK-1とかポケモンで笑いを取っていくべき。サム・グレコやピーター・アーツ、イーブイやシャワーズでガンガン笑いが取れる時代がそろそろ来ると思っています」と熱く語った。
生徒からネタ作りのポイントを聞かれたせいやは「見た目に合ってないネタはウケないので、そこはかなり意識して作っています」と回答。続けて生徒に対して「あなたはメガネをかけてきっちりした感じなので、キャスターっぽいことをしたら面白そう。“しっくりこないニュース”みたいなものを読むネタはどうですか?」と提案し、粗品から「浅越ゴエさんのや! ゴエさんの面白いやつや!」とすかさずツッコまれた。
NSCに通っていなかった霜降り明星は生徒たちが羨ましいそうで、その理由を「卵の段階で地肩を鍛えられるから」「NSCの経験は後々エピソードトークになる。僕らはNSC時代のトークができないのが悔しい」と説明する。せいやは「粗品が3年目のときに相方として連れてこられた普通の大学生だったので、デビュー直後から芸歴3年目として扱われた。『昨日まで大学生だったんです』と言い訳できない世界なので本当にキツかったです。粗品との2年を埋めるためにスベりまくりました。皆さんが学校で受けるはずのダメ出しを僕は現場で受けていたんです」とかつての苦労を明かしていた。
授業後の囲み取材で、せいやは「後輩たちがかわいかったですね。質問コーナーで必死に手をブワーッと上げてる姿とか。前のほうに60代くらいのおっちゃんがいたんですけど、そんな人に質問される経験なんてあまりないので、それもよかったです(笑)」とコメント。また粗品は「自分が生徒側だったらどうやったんやろと思いながら講義をしていました。尖ってて『なんやねん、こいつら』とか思いながら話を聞いてたのかなと考えつつ、そんなんも含めて『芸人ええなあ』と思いました」と総括した。
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