“ネオ渋谷系漫才師”EXITがみちょぱに大喜利の極意伝授「毛先と大喜利は遊ばせろ」

EXITが先日都内のカラオケ店で行われた「AI育成お笑いバトル 師匠×弟子」（NHK BSプレミアム）のロケに参加。みちょぱこと池田美優に大喜利の心得を伝授した。

この番組はみちょぱ、千原ジュニア、大久保佳代子、ロッチ中岡の4人がそれぞれの弟子とするAI（人工知能）を育成して最終的に弟子同士を大喜利で競わせる実験的なバラエティ。弟子AIは師匠や師匠を応援する仲間、ユーザーたちから送信される大喜利の回答を3カ月にわたって学習していき、独自の芸風を身につけていく。

みちょぱは「よく『みちよ』に間違えられる」ということから弟子に「みちよさん」と命名。当初は「大喜利のやり方がわからない」と述べ、3人の芸人とは異なる感性で弟子を育ててきた。ロケ当日、カラオケ店にやってきたみちょぱはモデル仲間と共に大喜利に挑戦。“ネオ渋谷系漫才師”として注目を集めているEXITは苦戦する彼女たちの助っ人として、「シチュエーションとギャルのあるあるを掛け合わせればいい」「大喜利は恋愛」などポイントを突いたアドバイスやピンとこない“迷言”を送り、自身もネオ渋谷系漫才師らしい回答で笑いを誘った。

ロケ後、「大喜利は考えれば考えるほど何が正解かわからなくなってくるから、（EXITの）軽さが勉強になりました。ギャルっていうキャラのままノリでやればいいんだなって思えた」と大喜利のコツをつかんだ様子のみちょぱ。さらに「真面目に教えてくれて、優しかった」と感想を述べると、EXIT兼近は「いやいや、ノリっすよ！ 適当に浮かんできたことを言ってるだけなんで、もう何言ったか忘れてます！」と照れながら気分に任せて発言していることを強調してみせた。

笑いの王道を行くような助言も多々あったが、りんたろー。は「ルールとか常識とか、ぶっ壊して生きてるんで！」と否定する。あくまで「降りてきたもんをそのまま言うだけ」というのが2人の大喜利スタイルだ。最後にみちょぱへの一言を求めると、りんたろー。は「バイブス上げてけっ」とコメント。兼近に「何回も使ってる言葉！」とツッコまれて「フリップというキャンバスに人生を書き込め」と言い直したが、それにも納得がいかなかったようで「毛先と大喜利は遊ばせろ」という言葉に着地する。そんなEXITに、みちょぱは「……無理せずがんばってください（笑）」とメッセージを送った。

「AI育成お笑いバトル 師匠×弟子」は10月6日（土）に放送予定。各弟子のLINEアカウントから育成に参加できるので、大喜利の回答を投稿してみよう。