本日7月8日に行われたお笑いコンテスト「第39回ABCお笑いグランプリ」決勝にて
570組がエントリーした今大会の決勝には12組が進出し、ファイヤーサンダーはファーストステージでダイイングメッセージを分析する刑事コントを披露してBブロックを制したあと、Aブロック勝者の東京ホテイソン、Cブロック勝者の蛙亭とファイナルステージで激突。無人島に不時着した設定のコントで会場を沸かせ、先輩芸人7人による審査で653点(700点満点)を獲得し、651点の東京ホテイソンと641点の蛙亭を退けて王者となった。
ワタナベエンターテインメント所属のファイヤーサンダーは藤田崇之と崎山祐の2人組。共に関西出身でNSC(吉本総合芸能学院)大阪校の34期生だ。2014年にコンビを結成し、2015年秋に上京して以来、東京を中心に活動している。優勝後の取材会にて、藤田は「大阪時代から『ABCお笑いグランプリ』はずっと観ていた大会なので、そこで優勝できたのは本当にうれしいです」と喜び、「相方はすごく厳しい奴なんで、仲が悪いんですけど(笑)、今日は本当にありがとうって言いたい」と崎山への感謝の言葉を口にした。
一方、ファイヤーサンダーのコントをすべて書いているという崎山は今大会の戦略を聞かれて「自分たちが面白いと思う強いネタ2本、というだけですね」と自信をもって答えたほか「今日の決勝にも出てた、さや香の新山と元々コンビを組んでまして。あいつが去年、先に『M-1グランプリ』の決勝に行ってすごく悔しかったんで、そういう意味でもうれしい」とコメント。さらに2人は「途中から拾ってくれたワタナベエンターテインメントに恩返しできた」と声を揃える。また藤田は「僕の母方のいとこが、さらば青春の光の東ブクロなんです」と意外な縁を述べ、「我が一族に優勝盾を持って帰れるのはうれしい。いとこに自慢してやろうと思います」と胸を張った。
賞金100万円の使い道を聞かれると、崎山は「普通にリアルに両親にあげるのと、パソコンを買うっていうのと、あとは貯金」と堅実なプランを明かす。ガソリンスタンドでアルバイトしているという藤田は、バイト先でのエピソードで取材陣の笑いを誘った。ファイヤーサンダーの今後の活躍に期待しよう。
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