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M-1エントリー芸人が決死の覚悟、とろサーモン久保田「優勝しても地獄は始まる」

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「M-1グランプリ2018」開催会見の出演芸人たち。

「M-1グランプリ2018」開催会見の出演芸人たち。

「M-1グランプリ2018」の開催会見が本日6月21日に東京・ヨシモト∞ホールにて実施され、今大会へのエントリーを表明する芸人たちが、前回王者のとろサーモンや会見MCのトータルテンボスと掛け合いを繰り広げながら、意気込みや優勝公約を披露した。

エントリー受付は本日スタート。8月1日(水)に1回戦が始まり、決勝の様子は12月にABC・テレビ朝日系全国ネットで生放送される。さらば青春の光・森田は「自分たちは個人事務所なので、決勝に行けなかったら広瀬香美を事務所に呼びたい。優勝賞金も全額、広瀬香美に先行投資する」と話題の人物の名前をゴシップ好きとして生き生きと連呼。ライバルを聞かれると「和牛さんが絶対に優勝すると思う。去年のネタは素晴らしすぎた」と褒め言葉を並べ、和牛・川西に「あいつは春くらいからプレッシャーかけてくる」と警戒されていた。

三四郎がMC陣に話を振られると、相田が「優勝できたら盛大なパーティ! 優勝できなくても残念会。参加フリーです!」と率先して話を切り出し、小宮に「誰がしゃべり出してんだよ!」とたしなめられる。それでも相田は話を止めずに「パーティ、絶対来いよ! マジで!」と客席に呼びかけ、小宮が「オラつき。唯一、相田が見つけたキャラです」とフォロー。そのあとも相田はライバルを聞かれて「ライバルは自分自身」、優勝賞金の使い道について「熱海のキャバクラでおねしゃす!」などと積極的に答え、小宮は「ごきげんにボケるな!」とツッコみ続けた。

さや香・新山はジャルジャル後藤と自分がそっくりだと説明したうえで「ジャルジャルさんと自分たちのどっちが優勝してもいい」と言い放ち、後藤とのツーショットを披露。また「強い気持ちで優勝すんねん!」とポーズを取って意気込んでみせ、相方の石井が「ギャグです!」と解説する。マヂカルラブリー野田は舞台上で上半身裸になって「優勝できなかったら下も脱いで大会ごとぶっ壊す!」と元も子もない公約を掲げる一方、「2人ともNSCに入ってないので入ろうかな」と優勝賞金をコンビでのNSC入学資金に充てる計画を示した。

かねてより「M-1で優勝したら引退する」と公言している、ゆにばーす川瀬名人は「相当な覚悟がないと優勝できません。僕は優勝できなければ片腕を切り落とします」と悲壮な覚悟を語り、相方はらも「その際は私の片足を切ってそこに付ける」と協力を惜しまない。「優勝賞金をもらったら、はらさんに全部あげます。優勝したあとは世界遺産を見て回りたい」と引退後のプランも明かした川瀬名人は、ライバルを聞かれた際に「笑御籤(えみくじ)ですかね」と昨年から決勝に導入され、自身が1番手となったネタ順のくじ引きについて言及した。

かまいたちは、山内が「にゃんこスターに絶対勝ちます!」、濱家は「優勝したの僕らなのに、おかしいでしょう!」と「キングオブコント2017」の気分を引きずった様子で、ほかの芸人から「まだ言ってんのか!」の声が。「M-1」の話に軌道修正すると、山内は「優勝したら翌年から審査員側に回らせていただきたい。松っちゃんの横です。優勝しなかったら広島よしもとに移籍します」と将来設計を明かす。また「あと5日くらいで子供が生まれる」という山内は「子供を全身ルイ・ヴィトンにします」と優勝賞金の使い道を明言した。

ミキによるトークの中では、亜生が兄・昴生の結婚を祝福したものの、かまいたち濱家がその昴生について「ファンとLINEグループを作っていた」と暴露。すると亜生も「ファン3人がムービーをお兄ちゃんに送っていた」と重ね、昴生は取材陣に「絶対載せんな!」と要求する。この流れで徐々に追い込まれた昴生は「優勝できなかったら離婚します!」などとぶち上げ、直後にウソだと弁明するものの、久保田に「言葉は自己責任です」と厳しく追及されて結果的にミキと久保田の3人でもみ合いに。なおライバルとして昴生は「同じ家族でやってる」という理由で完熟フレッシュの名前を挙げた。

和牛は、水田が「優勝したら東京ドーム30days」と途方もない構想を掲げ、トータルテンボス藤田が「巨人でもやってねーぞ」と指摘する。水田は「優勝できなかったらサンパチマイクを杖にしてお遍路さん回ります」といった公約でも会場の笑いを誘い、相方・川西は「相方の面白いボケが炸裂した」と笑顔で水田の肩に手を置いて信頼を寄せる。ライバルを聞かれると水田は「太平かつみさんと高田延彦さん」と和牛によく似た2人の名前を挙げた。

今年がラストイヤーとなるスーパーマラドーナは、田中が「テッテレー! メガネを逆にしてました!」といつの間にか仕込んでいた出オチで会場をなごやかな雰囲気に。武智は「俺が一番『M-1』のこと思ってんねん。2回戦とかで落ちたら首斬ります」と川瀬名人にも似た覚悟を見せる。同じくラストイヤーのジャルジャルは、福徳が「お笑いのW杯やと思ってます!」と話したほか、2人で「優勝できたら喜びます! できなかったら悲しみます! どうもありがとうございましたー!」といったテンポ重視の漫才を何本も披露し、トータルテンボス藤田に「一個もボケてねーんだよ!」とツッコまれていた。

この会見の締めとして、とろサーモン久保田は「生きるか死ぬかの大会です。この大会で芸人を辞めて、死んでいって路上に落ちた頭蓋骨になってるヤツもいると思います。優勝しても地獄は始まります。死んでいった芸人たちの肉片を食べているプロデューサーが奥のほうで目を光らせています。そんな中でがんばっていかないといけないのです。今年はいい大会であってほしいなと心より思う。拍手をくれ!」と演説を繰り広げる。会場中の拍手と笑いを浴びた久保田だが、トータルテンボス大村に「ただただ気持ち悪い!」、トータルテンボス藤田に「頭蓋骨とか肉片とか、記者会見で使うな!」と叱られていた。

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