「レフト、レフト！」ロッシーが誘導するトラックからくっきー扮する眼力丸登場

本日5月9日、映画「デッドプール2」の公開に先がけたイベントが東京・東京タワー前で実施され、本シリーズのファンである野性爆弾が出演した。

6月1日（金）に全国公開されるライアン・レイノルズ主演作「デッドプール2」。公開を記念し、全長約7m、高さ約2m、奥行き約2mの「巨大デップー涅槃像」を乗せたアドトラックが東京、愛知、大阪を走るキャンペーンを行っている。本日のイベントはこのアドトラックに乗って野性爆弾が登場するというもの。MCのバッファロー吾郎・竹若が2人を呼び込むと、「オーライ、オーライ！」の声が。するとトラックをステージ付近まで誘導する制服姿のロッシーが現れた。「レフト、レフト！」「オウオウ、ターン！」「オッケー、サンキュー！」などと英語で指示を出すロッシーに、トラックの運転手は困惑気味。ようやく定位置にトラックが停まると、助手席から自身のキャラ「眼力丸」に扮したくっきーが登場した。

涅槃像からひょっこり顔を出すくっきーは、なかなか降りる場所を見つけられずオロオロ。「遅いわ、台が！ 足の裏ボロボロやでえ！」とスタッフを叱りつけつつ、雨に濡れたアスファルトを裸足で駆けてステージに登壇した。ステージに立ったくっきーは当然のように眼力丸のポーズを決めるが、竹若は「デッドプールのコスプレで、と発注したはずなんですが……？」と首をかしげる。くっきーは眼力丸も口の悪さや能力者であることがデッドプールに通ずると言い張り、どんな能力か聞かれると「朝起きると目が腫れている能力」と述べ、実際に今朝から腫れているという左目を扇子で隠し、右目のみで眼力を表現。「こんな片目腫れてる奴ボコボコにできないでしょ？」との理屈から「戦わずして争いを鎮められる」能力もアピールしてみせた。

「デッドプール3」への起用を期待して野性爆弾の2人がアクションシーンを実演しようとする場面もあったが、くっきーはすぐさま「やっぱやめときます。跳ねる気がしないんで（笑）」と潔く見切りをつける。竹若も「見どころゼロな感じがしましたね」と納得した。イベントの最後には「デッドプール2」のヒットを祈願してくっきーが書いた「奥さん…おたくの息子さん万引きしてましたで」というメッセージ入り吹き出しボードが披露された。このボードはアドトラックに設置される予定だ。

くっきーは「おい、これ見てる中坊！ あんま調子こいてっとな、でっけえそろばんで頭ぶったいてやんぞこの野郎！」と述べてイベントを締めくくった。その後の囲み取材では、「ハラハラドキドキ、ユーモアもあって楽しい映画。あんなにしゃべるヒーロー見たことない」と映画をPRしたロッシー。母の日のプランを聞かれて「花を贈る」と答えると、「母が大事にしていた母（＝祖母）の墓をピンクに塗りたい」とボケていたくっきーに「考える時間あったやろ！」とツッコまれ「順番逆にしてくれたらよかったのに」と笑っていた。