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濱田祐太郎、R-1会見で「漫談家として優勝できたことがうれしい」

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「R-1ぐらんぷり2018」で優勝した濱田祐太郎。

「R-1ぐらんぷり2018」で優勝した濱田祐太郎。

本日3月6日、関西テレビ・フジテレビ系で生放送されたひとり芸日本一決定戦「R-1ぐらんぷり2018」決勝で濱田祐太郎が優勝。その放送終了後、東京・フジテレビのスタジオにて優勝記者会見が行われた。

濱田は決勝の1stラウンドのCブロックにて、紺野ぶるま、霜降り明星・粗品、復活ステージ1位のマツモトクラブに勝利し、ファイナルステージに進出。Aブロック勝者のおぐ、Bブロック勝者のゆりやんレトリィバァとの戦いを制して、ピン芸人日本一の称号と優勝賞金500万円、副賞の全国ネットの冠番組、さらに「ENGEIグランドスラム」出演権を手にした。

以下に濱田の優勝コメントを紹介する。なお会見後に設けられた写真撮影の時間では、カメラマンに喜びの表情をリクエストされて「笑顔、苦手なんですよ」とはにかむ場面もあった。

濱田祐太郎の「R-1ぐらんぷり2018」優勝コメント

──優勝おめでとうございます。率直なご感想は?
最終決戦に残った同期のゆりやんと、おぐさん。2人共めちゃくちゃウケてて、僕はネタの途中で噛んだので、僕だけは(優勝は)ない、と思ってたので信じられないです。

──決勝進出の発表から今日まで、この3週間をどう過ごしましたか?
初の決勝で。よしもと漫才劇場で「月刊コント」に出て「R-1」のことを一瞬忘れてたけど、「R-1楽しみだなー」と思って過ごしてました。

──桂文枝師匠から2ネタで6票(審査員1人あたりの満票)入りました。
漫談で1人で笑かしたい、と思ってる。(文枝の)落語も1人でお客さんを笑わすという共通点があったからかもしれない。6票、すごくうれしかったです。

──両親に連絡は?
知ってるとは思うけど、明日「優勝したわー」と電話してみようと思います。

──視覚障害であることを採り入れたネタはいつ頃から?
芸歴5年目で、NSCを入れて6年目。最初にアマチュアのとき、2012年に初めて「R-1」に出て、そのときから「見えてない」というエピソードトークをしてました。お笑いを始めてから、ずっとやってきました。

──ネタをやってきて今までで一番うれしかった反応は?
反応というか、舞台でしゃべってお客さんが笑ってくれてるときが一番うれしい。そのあとの感想も普通にうれしいです。「受け入れられへん」という人も僕の場合はもちろんいるでしょうけど。

──同期のゆりやんさんに勝った気持ちは?
NSCのときに途中でクラス分けされるんです。ゆりやんはずっと優秀なクラスで、僕は優秀じゃないクラス。勝つ負けるじゃなく(ゆりやんは)別格で全然上の存在。売れっ子のタレントさんという感じ。同じ舞台に立ったのが不思議な感じ。形としては勝ったということになるけど、ゆりやんだから、という特別な気持ちはないです。今回「R-1」に出場した全員の一番になれたことにビックリしてます。

──実際500万円の使い道は? ネタ中に「3Dテレビを買う」と言ってましたが。
貯金します!(笑) 3Dテレビはちょっと考えます(笑)。車は買わないです。メガネは気が向いたら。

──漫談で優勝したことへの感想は?
漫談でここまで来られた。個人的な感想としては視覚障害者としてというよりも、漫談家として優勝できたことが全然うれしいです。ピン芸人の大会でネタのジャンルは決まってない中、どんなことでもできる。しゃべりだけで来ることができました。舞台裏でチーフマネージャーも「どうする?」って混乱してます(笑)。

──ネタ作りや舞台に立つときに心がけていることは?
なるべくわかりやすい話を心がけています。障害という部分をしゃべるので伝わりにくい部分も多い。なるべく見てくれているお客さんに伝わりやすいようにしています。

──副賞の冠番組は、どういうものを作りたい?
普段はよしもと漫才劇場で活動しているんですが、「kakeru翔LIVE」がちょうど1時間くらいなので、それをまるまる放送してくれたら(笑)。僕以外にも面白い若手がよしもと漫才劇場にまだまだいるので、知ってもらう機会にできたら。

──基本的なことですが、漫談家を目指したきっかけは?
もともと漫才が好きでよしもとに入ったけど相方を作るだけの社交性がなかった(笑)。1人でしゃべってるほうが漫才より肌に合ってるんじゃないかなと思うようになりました。

──今後どんな芸人を目指す?
理想だけで語っていいなら、どんどん東京の全国クラスの番組に呼ばれて活躍していきたい。現実的には関西中心に活動して、長いことお笑い芸人としてやっていけたらいいなと思っています。

──具体的に共演したい人や出たい番組は?
今からボケますよ!(笑) 「24時間テレビ」のチャリティマラソンとかね! ただ、道が見えないから日本武道館と全然違う方向に行くかも! 僕が募金箱を持ってたら、お金集まると思う(笑)。リアルな話をすると、漫談家なのでトーク番組に呼んでいただけるとありがたい。声のかわいい女性タレントと共演したいです(笑)。

──目標としている人や影響を受けた人は?
漫才をやっている人はだいたい好きです。特にしゃべくり漫才の漫才師さん。僕がお笑いを好きになったきっかけはビッキーズさんとハリガネロックさん。いろんな漫才師さんが好きです。

──お笑いをやる上で、ハンデを感じることはありますか?
僕自身はそこまで意識はしてないけど、何人かで舞台に立ってゲームコーナーをやるときは、まわりが僕に対して接しにくいとかあるんだと思います。自分自身がハンデとして感じることは、舞台上では特にないです。

──自分だけのお笑いの強みとして思っていることは?
たぶんお笑い芸人さんは全員思ってるけど、お笑いが好き、という気持ちかな? あと女の子にモテたい(笑)。……ちょくちょくこういうこと言っていったほうがいいけど、今のところ不発ですか? 本当に俺はチャンピオンなのか?(笑)

──最後に一言お願いします。
最初にも言いましたが、ちょっと僕の優勝ってどうなんだろうと信じられない気持ち。今回の大会は自分の中で消化不良な部分もあるので、来年「R-1」があったら自分の中で完璧だと思えるチャンピオンを目指したい。ぜひエントリー番号は1番で出場させてもらいたい(笑)。ここから1年大変かなと思うんですけど、ちょこちょこ大阪のほうで活動しますので応援よろしくお願いします。

ファイナルステージ 結果

おぐ [4ポイント]
桂文枝 0 / 関根勤 0 / 久本雅美 0 / ヒロミ 1 / 陣内智則 2 / お茶の間 1

ゆりやんレトリィバァ [5ポイント]
桂文枝 0 / 関根勤 2 / 久本雅美 1 / ヒロミ 0 / 陣内智則 0 / お茶の間 2

濱田祐太郎 [12ポイント]
桂文枝 3 / 関根勤 1 / 久本雅美 2 / ヒロミ 2 / 陣内智則 1 / お茶の間 3

「R-1ぐらんぷり2018」決勝出場者

Aブロック:ルシファー吉岡 / カニササレアヤコ / おいでやす小田 / おぐ
Bブロック:河邑ミク / チョコレートプラネット長田 / ゆりやんレトリィバァ / 霜降り明星せいや(敗者復活ステージ2位)
Cブロック:濱田祐太郎 / 紺野ぶるま / 霜降り明星・粗品 / マツモトクラブ(敗者復活ステージ1位)

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