レギュラー出演する番組の視聴率の1週間合計が100%を超えることから“視聴率100%男”と呼ばれていた萩本。司会アシスタントの起用やピンマイクの導入など、現在のバラエティ番組では当たり前になっている手法を次々と生み出したことでも知られている。
「We Love Television?」の監督を務めるのは萩本を師と仰ぎ、「電波少年」シリーズなどの人気番組を手がけてきたテレビプロデューサー・土屋敏男氏。アナログ放送から地上デジタル放送への切り替え期である2011年より萩本の新番組制作に密着した。この映画の特徴は、土屋氏が映画を作っていることを萩本が知らされていないこと。映像には萩本がエンタテインメントに対して持つ執念や狂気が生々しく映し出されている。今回の作品について萩本は「まさか映画を作っているなんて知らなかった。この映画、人生で納得のいかない唯一の仕事かな。でももっと面白くしたいなら、僕がコロッと逝ったときに公開すればいいんだけどね(笑)」とコメントした。
作品には
土屋敏男プロデューサー コメント
この映画で、僕の積年の思いが完結しました。このドキュメンタリーをテレビではなく映画にしたいと思ったのは、テレビは途中で観ることをやめることができる。でも映画は映画館に入ったら逃げられない。だから、逃げられない環境で観るものを作ってみたかったんです。僕にとって追いつきたいけど追いつけない師匠であり、常に動き続けている運動体、萩本欽一の最初で最後の貴重な映像になったと思います。
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本広克行 / Katsuyuki Motohiro @kmotohiro
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