先日この特番に関する取材会が開かれ、おぎやはぎ、劇団ひとり、
佐久間プロデューサーからの報告を受けて「すげえ反対した」というおぎやはぎと劇団ひとり。矢作は「二度見、二度聞きです。『は?』が最初の一言。『は? はあ……』っていう」とそのときの反応を再現してみせた。小木は「『ほかにあんだろ!』と思いました。テレ東にはほかにいい番組たくさんあるのに」と理解できなかったといい、「ゴッドタンを(ゴールデン特番で)やろうと思う人たちがテレ東にいるっていうのがすごいですね。ほかの局ではありえない」と断言。矢作も「おかしくなっちゃったんだろうね、偉い人が(笑)」と頷く。
25時45分から26時10分にレギュラー放送される同番組は、7時間ほど繰り上がってゴールデンへ。この力技ともいえるテレビ東京のチャレンジに劇団ひとりの反発は収まらない。「大反対です! 今でも納得してません。最後の最後まで抵抗して、どうにかこのゴールデンの話がなかったことにできるように奮闘中です。ぜひみなさんの力を貸してください!」と訴えて記者たちの笑いを誘う。さらに「ゴッドタンは深夜だからいいんです。ゴールデンに上がってどれだけの番組が潰れてきたことか。僕は逆にテレ東側がゴッドタンを潰すためにゴールデンに上げてるんじゃないかって思う。(ゴッドタンでやってきたことが)ついにバレる日が来る」と番組への愛から来るテレビ東京への警戒心を露わにした。
ネガティブな発言ばかりの3人だったが、「おっぱい見せて」「私の落とし方」といったシリーズものや、先日オンエアされ賛否両論を集めたという「ケンカ&ダンスGP」など、ゴールデンタイムでお茶の間に披露したい企画はたくさんある。ひとりが「僕が(キングコング)西野のお尻に指を突っ込むっていうのが恒例なんですけど、できればゴールデンでやりたい」と述べれば、矢作が「ゴールデンだから一応指サックはしたほうがいいんじゃない?」とゴールデン仕様の提案で和ませる一幕も。
来てもらいたいゲストを問われると、やはりここでも西野の名前が。「西野のへっぽこぶりがまだ世間にバレてない」というひとりは「(ゴールデンに呼んで)息の根を止めてやりたい」と笑う。加山雄三を呼んで「テレ東版の『サライ』」を作ってもらうなど豪華な案も浮かんだが、「シンプル西野とかネゴ(シックス)とか、深夜と同じメンバーでやりたい」(小木)、「じゃあ神宮寺しし丸も呼んでよ?」(ひとり)といつも通りのスケールを希望する。
「キス我慢選手権」の映画化や「芸人マジ歌選手権」の武道館ライブ、そして今回の3時間半ゴールデン特番など、さまざまな“奇跡“を起こしてきた「ゴッドタン」。まだこの番組で叶えられていないことがあるか聞くと、佐久間プロデューサーは「普通の番組では引っかからないような若手のネタをフックアップできる、番組発のお笑いライブを」と回答。新企画へ思いを馳せる佐久間プロデューサーの様子に、小木やひとりから「(佐久間プロデューサーが手がけていた)『キングちゃん』やってたとき楽しそうだった」「ゴッドタンでやれよ!っていういい企画やってさ」と嫉妬が噴出する場面もあった。
3時間半特番の内容や詳しい放送時間は未定。続報に期待しておこう。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
小木「ゴッドタンを(ゴールデン特番で)やろうと思う人たちがテレ東にいるっていうのがすごいですね。ほかの局ではありえない」/「ゴッドタン」3時間半のゴールデン特番、劇団ひとり「大反対です!」 - お笑いナタリー https://t.co/CI0jdTDNdx