シソンヌ、安田顕×福田雄一「スマートモテリーマン講座」でスキあらば笑い取る

11月から12月にかけて東京・天王洲 銀河劇場ほかにて上演される舞台「『スマートモテリーマン講座』2017」のキャストが発表され、シソンヌが出演することがわかった。

「スマートモテリーマン講座」はモテるサラリーマンになるためのレクチャーを講座形式で紹介する人気コラム。リクルートが発行していたフリーペーパー「R25」で2004年から2015年まで連載された。2010年に安田顕主演で舞台化され、このたび2013年1月に上演された第3弾以来、約5年ぶりの“開講”となる。モテリーマンに扮するのはこれまでと同じく安田顕。脚本、演出は「勇者ヨシヒコ」シリーズでおなじみの福田雄一が手がける。

シソンヌはこれまでドラマ「新解釈・日本史」（MBS）やHuluのドラマ「ニーチェ先生」などの福田雄一作品に関わってきたが、福田の舞台に出演するのは今回が初めて。2人は「福田さんは現場の空気とかノリを一番にして、台本にないけどそこで面白いのが撮れたらそっち使っちゃうみたいな作り方。舞台は初めてだけど、稽古はそんな感じになるんじゃないかな」（じろう）、「いつも好きなようにやってって言ってくれる。逆に何も言ってくれなくてわかんないときもありますけど（笑）。ネタ見せする感じですかね」（長谷川）と期待する。

また安田との共演も初で、長谷川は「ヤスケンさん（＝安田）がどういったタイプのボケをする方かっていうのを見極めて、いけそうなスキがあれば入っていきたい。ヤスケンさんに負けないように笑いを取っていきたい」と意気込んでいる。一方で、じろうが「僕らにとって晴れ舞台だと思う。劇場の何百人の中にちょっとでも味方がいると思うとよりがんばれるので、ぜひ観に来て」とファンに訴えると、「それがあるのとないのでは全然違います。ぜひとも盛り上げに来てください」と援護を求めてみせた。

今年は多くの舞台に出演し、「僕らは顔でお客さんを集めるわけではないですし（笑）、本当にちゃんと仕事をしてほしいっていう意味で呼んでいただけていると思うのでうれしい」と話すじろう。舞台を経験することで「お笑いが一番楽しい。本当にお笑いが好き」という気持ちがより濃くなった。お笑いに比べて長期にわたる演劇の公演は、途中から「なんかできないかなって思い始めちゃう」と芸人の性がうずくという。これまでザ・ギースやラバーガール、アルコ＆ピースと、芸人も参加してきた舞台「スマートモテリーマン講座」で、今度はシソンヌがどんなスパイスになるのか。劇場へその姿を確かめに行こう。