本日5月6日、「第52回上方漫才大賞」の大賞を受賞した
女性漫才師では初となる2度目の大賞に輝いたやすとも。最初に受賞した2012年から5年の間に漫才をより楽しめるようになったといい、やすよは「前回は獲りたいと思っていたけど、今回は“賞”というのをあまり意識していなかった。普通に漫才をしてきたことが評価されて獲れたのがうれしい。それと2回目だから、会社に強く言えるようになるかな(笑)」と前回以上の重みを感じている様子だった。
2人の祖母は同賞を受賞している海原お浜・小浜の小浜。お浜・小浜も成し得なかった、女性コンビ初の快挙にともこは「おばあちゃんも喜んでくれていると思います」と笑顔を浮かべる。やすよは昨年末から今年1月にかけて脳の動脈瘤手術で休養していたこともあり、「舞台に立たせてもらってるだけでもありがたい」。「(漫才を)1週間でも休むと怖いです。後輩の存在も刺激になっているので、自分たちも先輩としてしっかりやり続けないと」と気を引き締める。
賞金200万円で衣装を新調したいという2人は「3サイズくらい太ったんんちゃう?」と互いの体型に爆笑。すかさずやすよが「でも太ったほうが漫才よくなってると思う!」と述べると、ともこも「はい! その通り」と同調する。体重増加を肯定してみせる一方で、やすよは「いや、でも痩せられるんやったら痩せたい。あの頃に戻りたい」と本音を吐露して記者たちを笑わせた。
結成25年、解散の危機はあったのかと問われると、「10年目くらいのときはしょっちゅうケンカしてた」と2人。盟友・中川家と「この世界をやめて4人で居酒屋をやる」というプランもあったが、今回の受賞で「気合い入れて漫才やっていかなあかんね」とより強い決意を交わし合ったという。ともこは「ほかの仕事も楽しく感じられるのは漫才という戻ってくるべき場所があるから。ネタができなくなるような仕事はしたくない」と漫才への思いを明かしていた。
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