「特別な重み」上方漫才大賞受賞のやすともが喜びのコメント

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昨日4月14日、「第47回上方漫才大賞」の受賞発表会が開催され、大賞に海原やすよ ともこ、奨励賞にシャンプーハット、新人賞にプラスマイナスが決定した。

「第47回上方漫才大賞」で大賞を受賞した海原やすよ ともこ、奨励賞のシャンプーハット、新人賞のプラスマイナス。(c)KTV

「第47回上方漫才大賞」で大賞を受賞した海原やすよ ともこ、奨励賞のシャンプーハット、新人賞のプラスマイナス。(c)KTV

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やすともは漫才師の家系に生まれ、1992年に姉妹でコンビを結成。これまで1995年と2008年に上方漫才大賞奨励賞、1997年に新人賞を受賞していた。受賞発表会では、親交の深い丸山隆平(関ジャニ∞)とはるな愛からお祝いのメッセージが大賞発表後に届いたほか、会場にはKABA.ちゃんが駆け付け花束を贈呈した。

やすよは「ここまでたどりつくのが自分たちの中でもすごく長かった。やっといただけたので重みもその分かなり実感しています」とコメント。ともこは「本当に欲しかった賞なので、毎年この時期になればそわそわして、気になっていました。去年は、本当に欲しかったんですが、残念な結果で本当に悔しかった。逆に今年吉本興業も100周年で、自分たちも20周年の年で、いい記念になったと思います。一緒にやってきたスタッフとか家族とかみんな喜んでくれて」と目を潤ませた。前回大賞を受賞したブラックマヨネーズにも報告したということで、「『よかったです!』って言われました。獲られへんかったら、私らのブラマヨに対するあたりがきつかったので、ほんまによかったと思っていると思います(笑)」と報告。賞金の使い道は「スタッフの方と食事に行くなど、おめでたいことに使いたいです」と語った。

1967年の第2回上方漫才大賞では、彼女たちの祖母・小浜の女性コンビ海原お浜・小浜も大賞を受賞。そのため、ともこは「特別な重みがありました」と改めて受賞を感謝し、やすよは「新人奨励賞、新人賞、奨励賞、大賞と4つ全部いただけたのも大きいです」と感無量の様子だった。

シャンプーハットは、てつじが「3年ほど前から欲しい欲しいといい続けていて、ようやく僕らの漫才のスタイルも上方漫才に認めてもらえたかと、非常に嬉しいです」と歓喜。小出水も「ボケボケみたいなスタイルが賞をもらいにくいのかなと思っていたので、世の中の笑ってくれた皆さんと関係者のみなさんに感謝しています。うまく千鳥に先を越されたおかげで、吉本興業の100周年の年にいただけて、去年獲るより倍嬉しいです!」と喜んだ。発表会では、東野幸治からのお祝いメッセージが届いた2人。今後は大賞を狙うと宣言し「今のうちに大賞獲ったときのコメント考えています」と語り周囲を笑わせた。

ウーマンラッシュアワー、さらば青春の光、スーパーマラドーナ、チキチキジョニーを抑えて新人賞を勝ち取ったのはプラスマイナス。「10年目になるんですが、僕らはずっとノミネートされることがなかったので、どうせ無理やろ、と思ってました。でも出演させていただけるなら、一発で決めてしまいたいという思いもあり、それが叶ってうれしいです。大阪の愛を感じました。年末のTHE MANZAIの決勝にも残ってどんどん全国に出て行きたい」(岩橋)、「2007年のNHKの上方漫才コンテストで最優秀賞いただいてから5年経ってますので、本当に嬉しいです。(岩橋は)クセでやったらあかんことをやってしまうので、今日来ないんじゃないかなと心配していたので、来てくれただけでぼくは満足です」(兼光)と、受賞をかみしめている様子だった。2人は司会の大平サブローと「受賞したら焼肉に」という約束をしていたそう。「本番前に、おっしゃってくれまして。本当に今日も喜んでくださってたんで、思いっきり食べます」と顔をほころばせた。

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