よしもとと劇団そとばこまちがコラボした舞台の第2弾「おりょう」が、5月18日(木)から21日(日)に大阪・近鉄アート館で上演される。第1弾「のぶなが」に続き、
「おりょう」は坂本龍馬の妻・おりょうが龍馬殺害の真相に向かっていく物語で、殺陣、ダンスに加え、よしもとならではの笑いもふんだんに盛り込まれる幕末ロマン。「のぶなが」では織田信長役に抜擢された岩部が今度は龍馬役に挑戦する。なお、岩部はそとばこまちの劇団員でこのたびよしもと所属となる田中尚樹と、おりょう役の福本愛菜はそとばこまちの南園みちなとダブルキャスト。
昨日2月23日に大阪・吉本興業本社にて開催された会見には岩部、福田らキャストと、そとばこまち7代目座長・坂田大地が出席した。岩部が「(前回は)佐賀の両親がはるばる観に来てくれたんですが、(信長は)だいぶ前半で殺されて。開始45分でもう出てこないので親父がだいぶ焦ったということがありました。今回の坂本龍馬はできるだけ長生きして、舞台で演じられるように一生懸命がんばりたい」と挨拶したが、坂田によれば「冒頭で(龍馬が)死にまして、というところから始まります(笑)」とのこと。岩部は「今回は両親だけじゃなくてオカンが所属しているママさんバレーの皆さんも来られるので、できるだけ舞台に長くいさせてください。オカンが恥かきますので……」と苦笑いする。
「武将様」として知られ、前回は「武将様が演じる信長」をアピールしていた岩部だが、「僕の中でも頭がこんがらがっていて」と吐露。「ミサイルマンの岩部、戦国時代の武将様、そして坂本龍馬……何をどう伝えていくのか、いったん家に持ち帰ってもう一度冷静になる。お客様が混乱しないように、今回は『岩部が演じる坂本竜馬を見てくれと武将様が言っておりました』と伝えたい」と自身でキャラクターを整理する。龍馬を演じる上でのプランを聞かれると、「目には見えない心の中の熱いものをお客様に出して、少しでも涙を流していただければ」とコメント。続けて「ちなみに『のぶなが』の千秋楽でまさかの僕が大泣きしてしまうという大事件があった」と恥ずかしいエピソードを明かしつつ、「僕が泣かず、お客様に泣いてもらうという、そんな演技ができればと思います」と力を込めた。
相方・西代にはまだ報告していないといい、「記事が出ると同時に相方が知ると思います」とドライだ。歴史好きの相方にもチャンスがくるようプッシュしたのかと記者に問われると、「一言も言ってないです。また別のいろんな道があるので」と答えている。福本は「体力的にやられたが、心があの期間でめちゃくちゃ強くなったと思う」と「のぶなが」で長期の稽古に励んだことで得た手応えを述べ、「それを次に生かして、強いおりょうを演じられたら」と意気込んだ。
よしもと×そとばこまち第2弾「おりょう」
日程:2017年5月18日(木)~21日(日)
会場:大阪・近鉄アート館
<出演者>
坂本龍馬役:
おりょう役:
ほか
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