昨日10月4日、
今月1日に40歳を迎えた与座が今までお世話になった人たちからお祝いとして“何か”をもらい、それを舞台上で発表するこのライブ。ネタのアイデアや台本、自作ゲーム、イラストなどバラエティに富んだプレゼントを受け取った与座は、それをさまざまな見せ方で披露して会場を盛り上げた。
ライブはウッチャンナンチャンの内村と南原がそれぞれ寄せたお祝いコメントのVTRでスタート。続いて沖縄で祝宴の幕開けに歌われるという「かぎやで風」の生演奏にあわせ、琉球王朝時代の伝統衣装に身を包んだ与座がゆっくりと現れる。しかし彼は肝心の歌が始まって約1秒で「はぁいっ! 始まりましたー!」と大声で叫び演奏を中断させる。早々に会場が笑いに包まれる中、与座は「(かぎやで風は)初めて見る人、見慣れている人も『なげぇな』と思う踊りなので、だいぶ割愛させていただきました」と笑顔で語った。
馴染みの放送作家や脚本家からのプレゼントが次々と発表される中、劇団・気晴らしBOYZを主宰する田中大祐は与座に手紙を送る。与座が読み上げたその内容は「ホーム・チームの解散ライブを笑顔でやり切った2人の姿は、まだ目に焼き付いています」「今回プレゼントを依頼されて真っ先に思い浮かんだのは『やはり与座さんの横に立つあの人が見たい』という思いでした」というもの。観客はホーム・チーム時代の相方の登場を予感してザワつき始めたが、舞台上にはジャッキー・チェンのモノマネ芸人・ジャッキーちゃんが現れる。予想を裏切る演出に客席からドッと笑いが起こる中、与座は「ジャッキー・チェンだー!」と大喜びし、ジャッキーの持ち歌「HONG KONG黄昏」を2人で歌うことに。大ファンであるジャッキー・チェンとデュエットしている気分を味わった与座は、足早に舞台を去るジャッキーちゃんを満足げに見送った。
続いてはタカアンドトシが「ホーム・チームのネタをもう1度披露する機会」をプレゼントする。与座の相方役を務めることになったのはピン芸人・せとたけお。ホーム・チームのライブを手伝い続けてきた事務所の後輩だ。ここでは「バンドをやってみたい」という与座の一言から始まる往年の漫才を2人が披露。「ざざざざ! ざざざざ! よーざー!」という自己紹介ギャグや、即席コンビとは思えない安定感抜群の掛け合いで観客たちを盛り上げている。
与座の先輩・バカリズムは「バカリズムっぽいネタ」を彼にプレゼントした。しかしVTRでバカリズムは「忙しくてネタを作れなかったのでバカリズムっぽいネタを自分で書いてほしい。俺の単独ライブに入っててもおかしくないくらいの」と丸投げ宣言。さらに「ウケなかったら、ちゃんと謝罪して『実は俺が書きました』って言うこと」と注釈して与座を困惑させる。そして実際に与座がステージで披露したのは、親にアダルトビデオを買ってほしいとせがむ子供のネタ。オチで急展開を迎える巧みな構成でしっかりと“バカリズムっぽさ”を表現した。
最後は与座が大ファンを公言している3人組音楽グループ、D.W.ニコルズがステージへ。プレゼントとして与座が書いた詞に曲をつけて披露する。「ハナクソ ポイッと飛んでいく」から始まる奇天烈な歌詞だったが、笑顔で歌う与座とD.W.ニコルズに会場は温かなムードに。曲が終わると与座は「最高だぜ!」と感激した様子。続けて「これはD.W.ニコルズのアルバムに入るかもしれませんよね?」と問いかけたが、メンバーのわたなべだいすけからは「こんなヤバい歌入りませーん!」と即答されていた。
与座に贈られた“何か”一覧
矢幡晃一(東京エスカルゴ。):現代落語
山田能龍(山田ジャパン):最後ギュッとしてるコント
西田征史:アドリブコント
田中大祐(気晴らしBOYZ):“あの人”との共演の機会
タカアンドトシ:ホーム・チームのネタ
矢島弘一(東京マハロ):“役者・
東村アキコ:当日パンフレットの絵 あとプラス色紙も
上田誠(ヨーロッパ企画):中学生の時に作ったゲーム
バカリズム:バカリズムっぽいネタ
内村宏幸:何ができるかお楽しみのやつ
D.W.ニコルズ:オリジナル曲
与座よしあきのほかの記事
リンク
- 与座よしあき - マセキ芸能社 MASEKI GEINOSHA Official Site
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
内村宏幸 放送作家 @Uchimura_H
与座よしあき生誕40周年ライブ、ホーム・チーム時代の漫才再現に会場沸く - お笑いナタリー https://t.co/8ZdYMPza8c