吉田たち、見取り図、コマンダンテの新キャラ誕生、メガ尽くしの「みつあみ」盛況

本日9月19日、吉田たち、見取り図、コマンダンテによるユニットライブ「メガみつあみin大阪市中央公会堂～こりゃもうみつあみやのうてドレッドやで～」が大阪・大阪市中央公会堂 大集会室で開催された。

よしもと漫才劇場を中心に実施されてきた「みつあみ」。今回は過去最大規模となる中央公会堂を舞台に、6人漫才や各メンバーの新キャラ開発、コマンダンテ安田扮する歌謡シンガー・門真★ヒロのデビュー曲披露など、“メガ”な企画の数々で集まったファンを楽しませた。

オープニングはスタイリッシュなVTRにあわせて1人ずつ客席フロアの扉から登場。衣装は見取り図・盛山いわく「大人のジャニーズ」がテーマの、それぞれの担当カラーでワンポイントを加えた揃いのスーツだ。メンバーは大きな歓声を受けながらステージへと駆けていく。そしてライトを背に全員で「みつあみ」ポーズを決めた。

オープニングではオール巨人からの指令を受けて「10年前の自分に一言」。デビュー前後の写真がスクリーンに映し出されると、風貌の変わりように会場からは驚きの声が。特に近年「おじいちゃん」として扱われている安田のかつてのイケメンぶりにはどよめきが収まらない。安田はその男前だった昔の自分に向かって「おい、その玉手箱開けたらどえらいことになるぞ！」と忠告して笑いを誘った。

6人漫才では盛山以外がボケに回り盛山を翻弄する。吉田たちのネタに登場するはないちもんめのひとくだりもうまく盛り込んで観客の心をくすぐった。その後さっそく今回唯一のゲスト、ムード歌謡界のポープ・門真★ヒロが盛山によるしっとりとした紹介で姿を現す。自動車教習所やレンコンなど門真の要素満載の失恋ソング「恋は右見て左見て」を指差し確認しながら歌い上げた。続いてはメンバー同士で芸人としての新たなキャラクターをプロデュースし合う新キャラ発表会へ。

盛山考案の「越智オチ男」（吉田たち・ゆうへい）、ゆうへい考案の「怪物」（コマンダンテ石井）、石井考案の「りりちぇる」（見取り図リリー）などキャッチーなキャラが続々と登場し、中でもリリーが考案したこうへいの新キャラ「タッチ」はステージ上でトークを展開しながら方向性が固まっていく。一方で、安田が提案したほとんど通常の盛山と変わらない盛山の新キャラ「堺のお祭り若頭」は見取り図の2人以外全員が「なし」の判定を出すという不評に終わった。

最後は観客を巻き込んでのゲームコーナーが展開され、“メガな人”をステージ上に連れてくるゲームで石井が「Gカップ以上のメガなスタイルの女性」を探すことに。声をかけづらいお題に困り果てると、最終的に「ちょっとGカップおらんの!?」と声を荒げる強硬手段に出てみせる。このほか、用意された巨大な盛山にドーナツを食べさせるゲームや、メガなサイズの風船を全員で割るゲームなどを実施し、賑やかなままエンディング。次回「みつあみ」は10月8日（土）、よしもと漫才劇場にて実施される。