オール阪神・巨人、銀シャリ、コマンダンテが「第51回上方漫才大賞」各賞受賞

本日5月14日、大阪・梅田芸術劇場 メインホールで開催された「第51回上方漫才大賞」において、オール阪神・巨人が大賞、銀シャリが奨励賞、コマンダンテが新人賞を受賞した。

大賞候補は、海原やすよ ともこ、オール阪神・巨人、中川家の3組。事前に行われた最終審査で選ばれたオール阪神・巨人が会場で漫才を披露し、約2000人が集まった会場を大いに沸かせた。2人が同賞を受賞するのは4回目。会場では40周年を迎えた彼らの歴史をまとめたVTRが上映されたほか、横山やすし・西川きよしで3度「上方漫才大賞」を受賞している西川きよしがお祝いに駆けつけた。

奨励賞には銀シャリ、チキチキジョニー、スーパーマラドーナ、なすなかにし、ジャルジャルの5組が、新人賞にはミキ、コマンダンテ、トット、どんぐり兄弟、尼神インター、アルミカン、マルセイユの7組がノミネートされており、この日のステージ上で漫才バトルを展開。審査員9名が10点満点で採点し、関西テレビとラジオ大阪の視聴者による投票で1位となったコンビには、さらに10点が加算された。

自分たちの名前が呼ばれると、抱き合って喜び合った銀シャリ。橋本は「やっと。去年獲れなかったので、1年越しで欲しかった」と噛みしめる。鰻が「結婚式で借金した。これ（賞金150万円）で返せます」とにこやかに話すと、「何で返してんねん！」とツッコんで笑いを誘った。

新人賞発表の直前は、「我こそが優勝だ」と勢いよく手が挙がる中、立ち尽くしたままだったコマンダンテ。太平サブローから「自信ないの？」と聞かれ率直に「わかりません」と返していたが、新人賞に選ばれたあと改めて感想を聞かれると「本当にわからなくて、手挙げられなかったです。みなさんがウケている中で獲れたのでうれしい」とコメントした。

大賞には200万円、奨励賞には150万円、新人賞には100万円が賞金として贈られる。なお、このあと行われる会見の模様は追って掲載する。