「日本で一番悪い奴ら」は、北海道警察の警部が実際に起こした不祥事「稲葉事件」をモチーフにした
植野が演じるのは中古車販売業者の盗難バイヤー、アクラム・ラシード。“S(スパイ)”として諸星に裏社会の情報を提供する役どころだ。白石が手がけた映画「凶悪」のファンだという植野は、オファーを聞いたときのことを「テンションが上がり、自分の顔が怪しくてよかったと人生で初めて思いました」と振り返っている。
木下は関東のヤクザ・加賀谷力役で登場。キャストにはほかにも中村獅童、YOUNG DAIS、ピエール瀧、音尾琢真、矢吹春奈といった面々が名を連ねている。YouTubeでは同作の特報映像が公開されているので、ぜひチェックしてみよう。
「日本で一番悪い奴ら」は6月25日(土)より全国ロードショー。
デニス植野 コメント
今回はパキスタン人のラシード役をやらせていただいたデニス植野行雄です。僕はブラジル人とのハーフですが中東の人たちに街中で話しかけられたり、パキスタン料理屋さんでパキスタン語でオーダーを聞かれたりしていたので、パキスタン人役と聞いたときも不思議と驚かなかったです。
何より、僕は白石監督の「凶悪」の大ファンだったので、白石監督の映画に出演させていただけるとマネージャーから聞いたときはテンションが上がり、自分の顔が怪しくてよかったと人生で初めて思いましたよ(笑)。
大阪育ちの僕ですが、カタコトを勉強したおかげで、撮影中はスタッフさんたちに「本当のパキスタン人にしか見えない」と褒めていただいたのですが、中身が日本人の僕は少し複雑な気持ちでした(笑)。
撮影が始まったとき、映画の現場は慣れてなく不安でした。でも剛くんとダイスくんが同い年という事もあり初日から仲よく接してくれたおかげでリラックスして撮影に参加できました。獅童さんにもすごくよくしていただき、プライベートも遊んでいただいたりしてます。ただ、剛くんも獅童さんもダイスくんも撮影中は役に入り込んでいて本当に悪い奴にしか見えなくて怖かった(笑)。さすがプロです。
映画の中に僕と剛くんとの緊迫した乱闘シーンがあるんですけど、気持ちが入り過ぎて本番でリハーサルとすべて違う動きを僕がしてしまい、シーンのすべてがアドリブのガチの取っ組み合いになってしまったことを鮮明に覚えてます。2人とも必死の顔になっているこのシーンをぜひ皆さんの目で確認していただきたいです。
男性で嫌いな人は絶対に居ない不良映画。もちろん、全員が楽しめる呆れるほど面白い映画。そして、剛くんと撮影中に、ご飯行ったときに「この映画を綾野剛の代表作にしたい」と言っていたこの映画。ぜひ劇場に足を運んでください。
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デニス植野とTKO木下が映画「日本で一番悪い奴ら」で悪い奴演じる https://t.co/QiqpiFrb6A